米女子代表が無言の抗議 集合写真の“裏返しユニ”に米絶賛「若い女性の素敵な手本」
海外サッカーも新型コロナの感染拡大で次々と影響を受ける中、米国で一つのシーンに注目が集まっている。女子代表選手の一人がインスタグラムに試合前に撮影した1枚の画像を公開すると、ファンから「よくぞ言った!」「若い女性の素敵なお手本」などと絶賛するコメントが集まっている。
米女子代表が連盟に抗議、エンブレムが見えない理由は…
海外サッカーも新型コロナの感染拡大で次々と影響を受ける中、米国で一つのシーンに注目が集まっている。女子代表選手の一人がインスタグラムに試合前に撮影した1枚の画像を公開すると、ファンから「よくぞ言った!」「若い女性の素敵なお手本」などと絶賛するコメントが集まっている。
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お決まりの光景が何か違和感を与えている。試合前に肩を組んで写真撮影。しかし、どの国やクラブにもついているはずのエンブレムが見えない。よく見ると、ユニフォームが裏表だ。全選手が同じ状態。しかも誰一人として笑っていない。抗議の意を込めた行動だった。
インスタグラムに画像を公開したのは、米国女子代表FWのクリステン・プレス。米スポーツ専門局「ESPN」の女性スポーツ用公式ツイッターによると、11日に行われた国際親善大会シービリーブス・カップの日本戦で、米国はユニフォームを裏返すことで連盟のロゴを隠して入場したという。プレスは文面にこう記している。
「米国を代表し、サッカーをプレーすることは私の人生にとって、非常に光栄なことです。水曜日の夜、米国サッカー連盟のコメントは受け入れがたいとして、すべての女性を代表し、チームとして立ち上がりました。私たちは、この差別的な扱い、言葉には賛同できません。すべての女性は(男子選手と)等しい報酬を受けるに値し、男子選手と同様の価値が与えられないあらゆる状況は、今変わらなければなりません」