なぜ、彼は退場になったのか 世界的名門DFが“勘違い”の悲劇「史上最も摩訶不思議」
サッカー・フランスリーグの世界的名門クラブのDFが、主審の“勘違い”により退場処分を受ける悲劇が発生。決定的瞬間を捉えた画像を海外メディアが紹介し、「不憫で残酷すぎる退場」「史上最も摩訶不思議な退場」と波紋を呼んでいる。
フランス1部リヨンDFマルセロにまさかの事態…海外メディア「不憫で残酷すぎる退場」
サッカー・フランスリーグの世界的名門クラブのDFが、主審の“勘違い”により退場処分を受ける悲劇が発生。決定的瞬間を捉えた画像を海外メディアが紹介し、「不憫で残酷すぎる退場」「史上最も摩訶不思議な退場」と波紋を呼んでいる。
まさかのシーンだった。悲劇の主人公になってしまったのは、リヨンDFマルセロ・アントニオだ。
1日に行われたリーグ・アン第8節のアンジェ戦。後半5分、ペナルティエリア付近で相手選手を倒したマルセロは、主審にイエローカードを提示された。判定に不満だったのか、「なぜ?」といった表情で両手を広げ、感情をあらわにした。しかし、次の瞬間、まさかの事態が起こる。
マルセロが上げた左手と主審がカートを持って下ろした右手が当たってしまい、カードはひらひらと舞ってピッチへ。明らかに偶発的に起きてしまったように見えるが、主審は故意と思ったのか、落ちたカードに一瞥すると、あろうことか右ポケットに手を突っ込み、今度はレッドカードを提示した。
予期せぬ展開に当然、マルセロは両手を振って故意じゃないと猛抗議。周囲のチームメートは頭を抱え、呆然とした様子だった。
リヨンは2001年からリーグ7連覇を達成した世界的名門。そんなクラブで起きたあまりに不憫なシーンに海外メディアもこぞって特集している。