八村塁、成長の鍵は後半にある? 米記者が指摘した「試合全体で見せるべき」点とは
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは4日(日本時間5日)、敵地でトレイルブレイザーズと対戦し、105-125で2連敗。西海岸へのロード4連戦を1勝3敗で終えた。復帰以降、12試合連続先発の八村塁は28分31秒の出場時間で11得点、4リバウンド、自己最多タイの4アシストを記録。8戦連続の2桁得点と活躍を続けているが、米記者はこの試合の前の時点で八村の「キャッチ&ゴー」を称賛するとともに、課題を指摘している。
八村塁の長所と課題、米リポーターが注目した「キャッチ&ゴー」とは
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは4日(日本時間5日)、敵地でトレイルブレイザーズと対戦し、105-125で2連敗。西海岸へのロード4連戦を1勝3敗で終えた。復帰以降、12試合連続先発の八村塁は28分31秒の出場時間で11得点、4リバウンド、自己最多タイの4アシストを記録。8戦連続の2桁得点と活躍を続けているが、米記者はこの試合の前の時点で八村の「キャッチ&ゴー」を称賛するとともに、課題を指摘している。
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日本の黄金ルーキーに注目したのは、米放送局「NBCスポーツ・ワシントン」のリポーター、チェイス・ヒューズ氏だった。同氏がピックアップしたのは、八村の積極果敢なドライブ。自身のツイッターで公開した動画では、スリーポイントエリア手前でパスを受けた背番号8がすぐさまドリブルで切り込み、2人のディフェンスの間を突破。3人目のブロックをかわしながらレイアップで得点を決めた。
普段からウィザーズを取材しているヒューズ氏は、文面に「ルイ・ハチムラの素晴らしいキャッチ&ゴー。彼は通常、第1Qでは攻撃から雰囲気を作るのが本当にうまい」と記している。序盤にチームを勢いづけるスピードプレー。現在、イースタン・カンファレンス9位でプレーオフ争いをするチームに勢いをもたらしていることを称賛している。
だが、ヒューズ氏は「この積極性をゲームを通じて見せる必要がある」と指摘している。今季、八村は故障で欠場した期間を除き、出場全37試合に先発。試合が進むにつれて、同氏が期待する「キャッチ&ゴー」の場面が減っているという。
ルーキーイヤーにNBAでレギュラーを奪うという、日本人にない偉業を成し遂げている背番号8。少しずつ課題を埋めながら、さらなる高みに到達してくれるはずだ。
(THE ANSWER編集部)