東京マラソン、一部選手がマスク姿で練習 報道陣にも配布で着用呼び掛け
東京マラソンは1日、都内で号砲が鳴る。東京五輪男子代表の3人目を選考するMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジの第2戦。9時10分のスタートを前に選手たちはウォーミングアップを開始したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、異例の規模縮小となった大会となる。海外勢など一部選手はマスク着用で練習した。
規模縮小で開催の東京マラソン、海外選手がマスクで練習
東京マラソンは1日、都内で号砲が鳴る。東京五輪男子代表の3人目を選考するMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジの第2戦。9時10分のスタートを前に選手たちはウォーミングアップを開始したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、異例の規模縮小となった大会となる。海外勢など一部選手はマスク着用で練習した。
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世界中を騒がせる感染症の影響を受け、次々と競技、イベントの中止や延期が発表されている騒がしい状況。今大会は一般ランナーの参加を取りやめ、エリートの部約200人の参加という措置をとって行われる。車いすの部では海外勢9人を含む12人が出場辞退。この日は、都民広場のスタートエリア付近ではマスクを着用したままウォーミングアップをする選手も見られた。
2月28日の会見では、男子世界歴代3位2時間3分48秒の記録を持つ昨年大会覇者ビルハヌ・レゲセは「この病気は世界中を震撼させている。これは神に祈るしかない。自分ではどうすることもできないので、将来どうなってしまうのか心配です」と複雑な胸中を明かしていた。
報道陣にも会見場入り口などでマスクが配られ、着用を呼び掛けている。沿道での応援も自粛要請が出された異例の大会。日本記録保持者・大迫傑(ナイキ)、前保持者・設楽悠太(ホンダ)、井上大仁(MHPS)らが東京五輪代表の残り1枠を懸けて争う。
(THE ANSWER編集部)