シャラポワ、引退のきっかけとなった試合とは 手記で明かすライバルに喫した完敗
女子テニスの元世界ランク1位マリア・シャラポワ(ロシア)が現役引退を表明した。4大大会5勝、一時代を築いた“妖精”は手記の中で引退を考えるきっかけとなった出来事を明かしている。ヤフースポーツオーストラリア版が報じている。
米誌に寄せた手記で明かしていた思いとは
女子テニスの元世界ランク1位マリア・シャラポワ(ロシア)が現役引退を表明した。4大大会5勝、一時代を築いた“妖精”は手記の中で引退を考えるきっかけとなった出来事を明かしている。ヤフースポーツオーストラリア版が報じている。
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32歳での決断、引退が頭をよぎったのはいつだったのか。シャラポワは米誌「Vanity Fair」の手記の中で引退を表明。瞬く間に世界を駆け巡った。なぜ、引退を決断したのか。きっかけは元女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)との一戦にあったという。
豪ヤフーでは、手記の内容を紹介。「シャラポワは昨年の全米オープンで、セリーナに1-6、1-6の大敗を喫したのだが、それが引退を考えるきっかけになっていたことを明かした」と伝えている。昨年の全米オープン1回戦でシャラポワはセリーナにわずか2ゲームしか取れずに完敗を喫していた。
シャラポワは手記の中で「テニスに完璧はありません。テニスが要求することに注意を払いながら、ひっきりなしに来る邪念を取り払わないといけません」と胸中を記しているという。