欧州ELの試合前、迷い込んだエスコートキッズに選手が取った行動は…

　今週、海外サッカーの欧州リーグ（EL）の試合前に撮られた1枚の写真が話題を呼んでいる。アーセナルが敵地で戦ったオリンピアコス戦の集合写真、“迷子”になったエスコートキッズを選手が招き入れ、一緒に撮影。粋な計らいで突然生まれた“12人目の戦士”の様子を海外メディアが公開し、「今までで最高の1枚」「この記憶は一生残るね」と反響が広がっている。

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　1-0で勝ち、敵地で先勝した試合前。イレブンが演じた粋な計らいが話題を呼んでいる。エスコートキッズとともに一緒に入場した選手たち。アンセムを聞いて両軍選手が握手を交わした後、段取りを把握できていなかったのか、1人の男の子が取り残されてしまい、右往左往する事態に。すると、この様子に気づいたのが写真撮影に入ろうとしていたアーセナルの選手たちだった。

「どうしたんだ？」と心配そうに見つめると「こっちに来なよ」とばかりに手招き。すると、なんと少年をカメラ方向を向かせ、一緒に写真撮影に納まったのだ。どうしたらいいかわからず、どこか不安げで驚いた様子の少年。そんな様子がカメラマンに撮影され、その写真は母国で話題を呼ぶことになった。

　英衛星放送「スカイスポーツ」公式インスタグラムは、少年が選手たちに助けを求めるように見つめる様子と、12人でそのまま一緒に納まった2枚の写真を公開。「この男の子は少し迷い込んでしまったようだ。そしてアーセナルの選手たちは彼を呼んで一緒にチームフォトを撮った！」と紹介すると、目の当たりにしたファンからはコメントが相次いだ。

「彼もプレーするのかな？」
「サッカーはみんなを幸せにするね」
「新しいセンターバックだ」
「彼らが勝利した理由だね」
「今までで最高の1枚」
「この男の子どうしたらいいか知っていたんだと思う」
「グッジョブ」
「良いクラブだ」
「この記憶は一生残るね」

　世界的名門として名を馳せているアーセナル。選手たちの振る舞いもクラブの名に恥じないものだった。少年にとっても、生涯忘れられない経験となったことだろう。