チーム・レブロンが学生支援団体に4400万円寄付 球宴勝利に歓喜の反応「涙が出た」
米プロバスケットボール(NBA)オールスター・ウィークエンドは最終日の16日(日本時間17日)、オールスターゲームが行われ、レブロン・ジェームズ率いる「チーム・レブロン」が157-155で勝利した。両軍の好プレーに全米が沸き立つ中、「チーム・レブロン」の勝利に涙を流して喜ぶ若者達がいた。
157-155で勝利、恵まれない若者の大学進学等を支援する「シカゴ・スカラーズ」に寄付
米プロバスケットボール(NBA)オールスター・ウィークエンドは最終日の16日(日本時間17日)、オールスターゲームが行われ、レブロン・ジェームズ率いる「チーム・レブロン」が157-155で勝利した。両軍の好プレーに全米が沸き立つ中、「チーム・レブロン」の勝利に涙を流して喜ぶ若者達がいた。
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未来が開けた瞬間だった。第4Q、アンソニー・デイビスがフリースローを決め、「チーム・レブロン」の勝利が決定。コートには「TEAM LEBRON」の文字が入った青いシャツを着た若者達が駆け付けた。ある者は満面の笑みで、ある者は涙を流し、勝利の輪に加わって歓喜した。
なぜ涙を流してまで大喜びしているのか、米放送局「CBS Chicago」が理由を伝えている。歓喜の若者は「シカゴ・スカラーズ」に支援を受けている学生で、「シカゴ・スカラーズ」は大学に通い続けることが金銭的に難しい若者を支える非営利団体。20年以上、約4000人の若者の大学進学やその後について支援してきているという。
同局によると、「チーム・レブロン」がオールスターゲームで勝利したことで、チームから40万ドル(約4400万円)が同団体に寄付されたという。若者達が喜んでいたのは、試合に対する興奮とともに、人生が変わるということに対しての喜びもあったからだと伝えられている。