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松山英樹、“先鋒”起用の意図を米メディア分析「ポジティブな雰囲気に持っていける」

2年に一度行われる米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの団体対抗戦、プレジデンツカップ(リバティ・ナショナルGC)が28日(日本時間29日)に開幕。日本の松山英樹(レクサス)は世界選抜の一員として出場する。

世界選抜の一員として、シュワルツェルとのコンビで第1試合に登場

 2年に一度行われる米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの団体対抗戦、プレジデンツカップ(リバティ・ナショナルGC)が28日(日本時間29日)に開幕。日本の松山英樹(レクサス)は世界選抜の一員として出場する。シャール・シュワルツェル(南アフリカ)とタッグを組み、米国選抜のリッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマスと第1試合で対戦するが、米専門メディアはその起用法について「世界選抜をポジティブな雰囲気に持って行くことができる者の1人」と報じている。

 プレジデンツカップは、各チームともポイントランク上位10名とキャプテン推薦2名の計12選手が出場。初日はペアで1つのボールを交互に打つ「フォアサムマッチプレー」で5マッチが行われるが、世界選抜の先陣を松山が切る。

 世界ランキング3位の松山はレギュラーシーズンのツアーをポイントランク1位で終えたが、プレーオフに入って失速。予選落ち、23位タイ、47位タイ、26位と上位争いを演じることができず、8位まで転落してしまった。好調時に比べてティーショットやパットで苦しんでおり、米ゴルフ専門メディア「ゴルフダイジェスト」によれば、松山は直近2試合における「ストローク・ゲインド・パッティング」(パッティングでどれだけストロークを稼いだかを示す指標)で最下位だったという。

 記事では、松山について「問題はコースの地形ではなく、自信なのだ」とメンタル面が鍵を握るとした。キャプテンのニック・プライス(ジンバブエ)は、世界選抜メンバーでトップの今季3勝を挙げている松山を、“先鋒”となる第1試合に組み入れることを決断したことには、「プライスは世界選抜をポジティブな雰囲気に持って行くことができる者の1人として、マツヤマを考えているようだ」と記している。

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