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八村塁、日本人初“若手の祭典”出場は「誇りに思う」 オールスターとのW出場に意欲

米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は、14日(日本時間15日)、若手のオールスター「ライジング・スターズ・チャレンジ」に「世界選抜」の一員として出場。20分28秒のプレーで14得点、7リバウンド、4アシスト、1スティールを記録した。

14得点、7リバウンド、4アシスト、1スティールの活躍を見せた八村塁【写真:Getty Images】
14得点、7リバウンド、4アシスト、1スティールの活躍を見せた八村塁【写真:Getty Images】

世界選抜の一員として6本のダンクを決めるなど14得点と躍動

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は、14日(日本時間15日)、若手のオールスター「ライジング・スターズ・チャレンジ」に「世界選抜」の一員として出場。20分28秒のプレーで14得点、7リバウンド、4アシスト、1スティールを記録した。

 世界選抜の一員としてプレーした八村は、ルカ・ドンチッチ、シェイ・ギルジャス アレクサンダー、RJ・バレット、ブランドン・クラークとともにこの試合にスタメン出場。八村は怪物ザイオン・ウィリアムソンとマッチアップ。八村は第1クオーター(Q)だけで2本のアリウープを含む、4本のダンクを叩き込むなど8得点をマークし、次世代のスーパースターが揃う中で存在感を発揮した。

 第2Qも自陣リバウンドからのコースト・トゥ・コーストでのダンクを決めるなど4得点を加算。最終Qにも残り8分34秒の場面でダンクをねじ込んで14得点。オールスターを盛り上げるイベントで背中の8番を輝かせた。

“お祭りムード”で行われた若手の祭典で14得点を記録した八村は「やっぱりショーケースということで、自分たちの得意なところを見せられるってことで。いい感じで盛り上がったんじゃないですかね」と振り返り、ダンク合戦となったことには「やっぱりどれだけ走ってゴールに向かって積極的にできるかってことがきょうの鍵だったと思うので、みんな頑張って走ってました」と笑顔を浮かべていた。

 また現地記者から、「ライジング――」に出場した初めての日本人となったことについて問われると、「誇りに思います。日本の人々もこの試合を見てくれたと思いますし、これからもバスケの試合があれば会場まで足を運んでもらえればと思います」と英語で回答した。

 祭典を楽しんだ八村は来季、オールスターとのダブル出場の可能性もあるが、これには「僕の目標としても良くなって結果をどんどん出して、そういうところに出られたらいいなと思います」と意欲を燃やした。

 この日は突然の悲劇に見舞われたコービー・ブライアント氏をしのび、選手たちは背番号8の特製パッチをつけたユニフォームでプレー。「コービーもこういう舞台で何回も戦っている選手なので、そういう舞台に立てることは誇りに思いますし、そういう選手がこの場にいたということを僕らも忘れないでプレーしていきたい」と伝説の存在に思いをはせていた。

(THE ANSWER編集部)


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