ヘビー級3団体王者ジョシュア、次戦合意報道も… 海外ファンからブーイングのワケ
ボクシングのヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)の次戦、IBF1位クブラト・プレフ(ブルガリア)を迎える防衛戦が6月下旬になる見通しを米記者が報じているが、ファンからはブーイングが起きている。その理由とは――。
IBFの指名試合でプレフを迎えるも、開催時期に不満の声
ボクシングのヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)の次戦、IBF1位クブラト・プレフ(ブルガリア)を迎える防衛戦が6月下旬になる見通しを米記者が報じているが、ファンからはブーイングが起きている。その理由とは――。
WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”が今月22日に行われるなど、盛り上がりを見せるヘビー級戦線。一方で、3本のベルトを巻く、ジョシュアの注目の次戦は6月が濃厚になった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のランス・パグマイア記者はツイッターで、「関係者がジ・アスレチック・ボックスに伝えたところによると、アンソニー・ジョシュア対クブラト・プレフの一戦の日程は6月20日が有力」と速報し、さらに会場については「イギリス国内、トッテナムかアーセナルのホームスタジアムになる見通し(入札については進行中)。条件面については事実上合意に至っている」とスタジアムクラスの大会場での開催が見込まれているという。
しかしこの報道にファンからは不満の声が上がっているのだ。ジョシュアにはIBFから指名試合の指令が出ており、挑戦者にさほど知名度のないプレフを迎えるのはやむを得ないとしても問題視されているのはその開催時期。同ツイートには多数のリプライが寄せられている。
「試合は4月にするべきで、6月下旬はばかげている」
「無益な戦いだ。」
「何で試合日程が後ろ倒しになっていくんだよ」
「まだまだ先の話だな……」
ジョシュアは昨年12月にアンディ・ルイスJr.(メキシコ)とのダイレクトリマッチを制して、3本のベルトを取り返していた。次戦は当初、4月頃の開催が予定されていたが、後ろ倒しになったことでほかのヘビー級タイトル戦線に絡む可能性もあり、ファンをやきもきさせている様子だ。
(THE ANSWER編集部)