伊藤ふたば、予選3位で準決勝へ 女王・野口啓代と合宿で成長「いい影響をもらった」
東京五輪新種目となったスポーツクライミングのボルダリングジャパンカップは8日、東京・駒沢屋内球技場で開幕し、伊藤ふたば(TEAM au)が3位で予選を通過した。男子は61人、女子は47人が出場し、上位20人が準決勝に進出。9日は準決勝と決勝が行われる。
12月の女子複合で優勝、1月には野口とオーストリア合宿を実施
東京五輪新種目となったスポーツクライミングのボルダリングジャパンカップは8日、東京・駒沢屋内球技場で開幕し、伊藤ふたば(TEAM au)が3位で予選を通過した。男子は61人、女子は47人が出場し、上位20人が準決勝に進出。9日は準決勝と決勝が行われる。
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5つの課題中、参加者が誰1人クリアできなかった課題を除いて4つを完登。史上最年少の14歳9か月で優勝した2017年に続く頂点を目指す伊藤は、順調に予選を通過した。「久しぶりのコンペで、まだ慣れていない感じがあったけど、予選が終わって少しずつコンペの感覚を取り戻してきた感じなので、準決勝、決勝に向けてあげていければ」と笑顔で話した。
1月のオーストリア・インスブルックで行われた合宿では、東京五輪内定の野口啓代(TEAM au)とともに練習に励んだ。「啓代ちゃんと一緒に登って、かなり刺激が入った。目の前に強い選手がいると、お互いに刺激できると思うし、この課題を登れているから私も頑張りたいとか、かなりいい影響をもらいました」。ジャパンカップ11度の優勝を誇るレジェンドに、モチベーションを上げてもらった。
12月にフランス・トゥールーズで行われた女子複合では優勝。「トゥールーズ前はかなり精神的にも追い込まれながら大会に臨んだ感じだったけれど、優勝できて自分の自信になった」。この大会で結果を出し、さらに成長するつもりだ。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)