羽生結弦、まさかの「つまずき」を海外はどう見たのか 「次の舞台」に注目も
フィギュアスケートの男子シングル羽生結弦(ANA)は今季初戦となったオータムクラシック(カナダ・モントリオール)で2位だった。ショートプログラム(SP)で自身が持つ世界歴代最高得点を更新しながら、フリーはミスが続いてハビエル・フェルナンデス(スペイン)に逆転優勝を許した。
オータムクラシック2位も、例年シーズン終盤に驚異的強さ…王者の輝きはここから
フィギュアスケートの男子シングル羽生結弦(ANA)は今季初戦となったオータムクラシック(カナダ・モントリオール)で2位だった。ショートプログラム(SP)で自身が持つ世界歴代最高得点を更新しながら、フリーはミスが続いてハビエル・フェルナンデス(スペイン)に逆転優勝を許した。
羽生はSPで自身が持つ世界歴代最高得点を更新する112.72点をマーク。右膝の違和感がありながら、完璧な演技を披露した。しかし、フリーは一転、ジャンプにミスが相次ぎ、155.52点と得点を伸ばせず。フリー自己ベストに67点及ばないスコアで、合計268.24点で優勝を逃す形となった。
まさかの失速を海外メディアはどう見たのか。
米テレビ局「NBCスポーツ」電子版は「ユヅル・ハニュウがつまずき、ハビエル・フェルナンデスが開幕戦優勝を手中に収める」と見出しを打ち、要因について分析している。
「ハニュウはこれまでも似たような体験をしている」と記し、2015年、16年の世界選手権もSP首位に立ちながら、フリーでフェルナンデスに逆転負けを喫し、2位に終わったことを紹介。その上で、羽生自身はシーズンを通してみると、スロースターターであることを伝えている。