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井上尚弥に続けるか 父・真吾氏がWBC選出「年間最優秀トレーナー」候補入り

ボクシングのWBCは28日、公式インスタグラムで2019年「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」のノミネート6名を発表。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥と、弟のWBC同級6位・拓真(ともに大橋)の父でトレーナーの真吾氏が名を連ねた。

井上尚弥、真吾氏、拓真(左から)【写真:荒川祐史】
井上尚弥、真吾氏、拓真(左から)【写真:荒川祐史】

他候補者もワイルダー、カネロなどを支えるトレーナーが揃う

 ボクシングのWBCは28日、公式インスタグラムで2019年「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」のノミネート6名を発表。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥と、弟のWBC同級6位・拓真(ともに大橋)の父でトレーナーの真吾氏が名を連ねた。

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 陣営にもスポットライトを浴びせる。WBC公式インスタグラムは「2019WBCトレーナー・オブ・ザ・イヤー、ノミネート者、出揃う!」と銘打ち、候補者6名を公表。うち1人が真吾氏だった。

 11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でノニト・ドネア(フィリピン)を破るなど、強さを見せつけてきた尚弥はもちろん、同じ日に団体内王座統一戦でWBC同級正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に敗れたものの、一時は同暫定王者まで上り詰めた拓真を育て上げた手腕が評価されたようだ。

 真吾氏とともに年間最優秀トレーナー候補に名を連ねたのは、以下の5名。()内は指導する主な選手。

・アナトリー・ロマチェンコ氏(息子の世界ライト級3団体王者のワシル・ロマチェンコ)
・エディ・レイノソ氏(パウンド・フォー・パウンド1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス)
・ジェイ・ディアス氏(WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー)
・アルフレド・カバレロ氏(WBC世界スーパーフェザー級王者ミゲル・ベルチェット)
・ホセ・ベナビデス・シニア氏(息子のWBC世界スーパーミドル級王者デビッド・ベナビデス)

 WBCの投稿には「ボクシングは個人スポーツだと勘違いされがちだ。確かにリングに上がるのはボクサーのみだが、その裏には、成功をつかむために必要不可欠な構成要素である陣営が存在する。果たして栄誉を手にするのは誰か?」ともつづられている。

 尚弥はドネアとの一戦が各所から「年間最高試合」に選出されるなど、多数の栄誉を集めた。そうそうたる顔ぶれの中、真吾氏も息子に続く受賞となるか注目だ。

(THE ANSWER編集部)


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