マクレガー、衝撃40秒殺で病院送り 欧米メディア絶賛「キャリアで最も輝かしい内容」
総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」が18日(日本時間19日)、米ラスベガスで行われ、1年3か月ぶりの復帰戦となったコナー・マクレガー(アイルランド)がドナルド・セローニ(米国)に40秒TKO勝ち。衝撃の秒殺劇で世界が注目した一戦を勝利で飾った。圧巻の“肩パンチ”で鼻血を出させ、一気に葬ったセローニを試合後に病院送りにする強さを発揮。欧米メディアも「キャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つ」と絶賛している。
圧巻の“肩パンチ4連発”からTKO勝ち、セローニは試合後に病院へ
総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」が18日(日本時間19日)、米ラスベガスで行われ、1年3か月ぶりの復帰戦となったコナー・マクレガー(アイルランド)がドナルド・セローニ(米国)に40秒TKO勝ち。衝撃の秒殺劇で世界が注目した一戦を勝利で飾った。圧巻の“肩パンチ”で鼻血を出させ、一気に葬ったセローニを試合後に病院送りにする強さを発揮。欧米メディアも「キャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つ」と絶賛している。
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あまりの強さに欧米メディアも驚いた。開始直後、マクレガーは豪快に狙いにいった左ストレートが空振り、セローニにスタンディングで絡まれたが、次の瞬間だ。跳び上がるようにして、左肩を相手の顔面にぶつける。それを2度、3度、そしてもう一発。最後は左膝を見舞うと、セローニは鼻から出血した様子だった。
圧巻の“肩パンチ”から流れを奪うと、左ハイキックでセローニをぐらつかせ、フェンス際に追い込んで倒した。あとはひたすら左拳を振り下ろし、セローニは防戦一方に。レフェリーが試合を止め、あっというまに試合終了。40秒の秒殺劇だった。ラスベガスの会場は瞬く間に熱狂のるつぼと化した。
米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは強烈な肩パンチ4連発を動画付きで公開。「ESPN」電子版では「マクレガーが攻め立てるとセローニの体が揺らいだ。セローニは膝から崩れ落ち、マクレガーはレフェリーが止めるまで猛攻を続けた」と戦いぶりを伝えた。記事によると、セローニは頭部の負傷への検査のため病院へ向かったという。
アイルランド出身のマクレガーとあって欧州でも高い関心を呼んでおり、英公共放送「BBC」は「コナー・マクレガー、ドナルド・セローニに40秒勝利」との見出しで伝え、記事では「31歳のマクレガーが、彼のキャリアの中でも最も華々しいパフォーマンスの一つを見せ、トップに踊り出た」とキャリアNo.1級の内容と絶賛した。
記事では、マクレガーが「今夜、オレは歴史を作った。しかも、新記録だ。UFCの歴史の中で、オレはフェザー級、ライト級、ウェルター級の3階級でノックアウト勝利を飾った初めてのファイターだ。この事実を誇りに思うね」と語ったことも伝えている。世界が注目する中で結果を残した“悪名高き男”。そのインパクトは瞬く間に轟いている。
(THE ANSWER編集部)