42勝41KOの怪物ワイルダーはタイソン以上か 米メディア比較「一発で凄まじい衝撃」
タイソン、フォアマンと各自比較「ワイルダーは相手をどう倒すか気にしていない」
さらに、記事では個別にタイソンと比較。タイソンについては「『鉄の男』はボディー、顔を打っていた。このニューヨーカーは効率的なコンビネーションを駆使して相手に恐怖を与えていた」とした一方で「ワイルダーは相手をどう倒すかは気にしていない。ハイライトで毎回見るように、私たちは何度も何度も同じ光景を見ている」と豪快なKOぶりを特徴に挙げた。
さらに、フォアマンについては81試合で83%のKO律を誇ったことを称賛した上で「45歳まで現役だったことは彼が偉大な選手だったことを表すもう1つの理由である。彼に言わせると、パワーというのはパンチャーたちにとって最後まで残るものであるという。もし、それが本当ならワイルダーは50歳になっても相手をKOできるだろう」と規格外のワイルダーのパワーを称賛した。
2月22日には米ラスベガスで元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”が行われる。43戦のキャリアで唯一白星を逃し、引き分けに終わった相手。タイソン、フォアマンというレジェンドとも比較されるほどの現代最強ボクサーは、その拳で実力を証明できるか。
(THE ANSWER編集部)