りくりゅう木原を泣かせたジップロック 逆転金メダル直前、三浦が書いていたメッセージ「私たちなら…」会見で告白
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで日本史上初の金メダルを獲得した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が25日、日本外国特派員協会で会見を行った。ショートプログラム(SP)のリフトでミスが出ながら、立ち直って翌日のフリーで大逆転。この裏にあったエピソードも明かされた。

日本外国特派員協会で会見
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで日本史上初の金メダルを獲得した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が25日、日本外国特派員協会で会見を行った。ショートプログラム(SP)のリフトでミスが出ながら、立ち直って翌日のフリーで大逆転。この裏にあったエピソードも明かされた。
ミラノでは団体戦のSP、フリーでともに世界歴代3位となるハイスコアを叩き出し、日本の銀メダルに貢献。その後の個人戦ではSPのリフトでミスが出て5位と出遅れたものの、フリーでは世界新記録となる158.13点をマークし、大逆転で金メダルを獲得した。
個人戦のSPでの演技後、木原は落胆。翌日まで涙に暮れていた。SPを終え、「ここで落ち込んでいる場合じゃない。明日は絶対160点近く取って、2人で勝とうと。空元気じゃないですけど、自分たちを勇気づけるために宣言した」と、バスに乗って宿舎に帰るまでのことを明かした。
ただ、それでも気持ちは晴れず。木原の涙は止まらなかった。翌日の朝食も「ほうれん草を食べた時、理由は分からないんですけどまた泣いて(笑)」。公式練習のウォームアップなどでも泣いたという。自分がなぜ泣いているのかすら分からない。現役生活でも一切なかったことに戸惑っていたが、その中で三浦の存在に助けられた。
「自分たちがやってきたものはあるから、絶対大丈夫」。こう語りかけたという三浦は、いつも使っている貼るタイプのお灸を入れていたジップロックに木原へのメッセージを書いた。
木原は「スーツケースを開けて、ジップロックを出したときに『私たちなら絶対できる。やってきたことがあるから』とメッセージを書いてくれていて、またそれを見て泣いていたんですけど(笑)。その涙を最後に、顔を洗って、ここからもう一度勝ちに行くんだという気持ちを持って臨めた」と振り返った。
2019年夏にペアを結成。2022-23年シーズンにはグランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権、世界選手権を同一シーズンに制する「年間グランドスラム」を達成。昨季も世界選手権で2度目の優勝を果たした。昨年12月の全日本選手権では三浦が左肩脱臼するなどアクシデントを乗り越え、ミラノで日本史上初のペア金メダルを掴んだ。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)
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