金メダルりくりゅう、結成は「奇跡」 木原涙止まらず「感謝しかない」三浦「まだ実感わいていない」【ミラノ五輪】
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートのペア・フリーが16日(日本時間17日)に行われ、ショートプログラム(SP)5位だった三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)がフリー世界新となる158.13点をマーク。合計を自己ベストの231.24点とし、金メダルを獲得した。ペアでのメダルは日本史上初の快挙になった。2人はもちろん、観客席の坂本花織(シスメックス)も涙。大逆転で悲願のオリンピックチャンピオンに輝いた。

ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートのペア・フリーが16日(日本時間17日)に行われ、ショートプログラム(SP)5位だった三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)がフリー世界新となる158.13点をマーク。合計を自己ベストの231.24点とし、金メダルを獲得した。ペアでのメダルは日本史上初の快挙になった。2人はもちろん、観客席の坂本花織(シスメックス)も涙。大逆転で悲願のオリンピックチャンピオンに輝いた。
フリーは「グラディエーター」。冒頭のトリプルツイストは高さがあり、3回転トウループ―2回転アクセル―2回転アクセルも決めた。前日のSPで失敗したリフトも問題なく、本来のりくりゅうらしい美しさで観客を魅了。スロー3回転ルッツも決まり、歓声が上がった。
後半も3回転サルコー、スロー3回転ループを決め、最後まで世界王者の貫禄ある演技を披露。フィニッシュで木原は男泣きした。リンクサイドで見守ったコーチ、スタッフだけでなく、観客席で見守った坂本も涙。得点はフリー歴代最高得点で、イタリアに衝撃を残した。結果を受けて、木原は号泣。それを見た三浦は「も~マジで泣いてばっかり」と笑った。
金メダルを目指した戦いはスタートで出遅れた。前日のSP。自慢のリフトで珍しくミスが出た。演技を終えると、木原は険しい表情でうなだれた。それから1日。切り替えた2人に五輪の女神は優しく微笑んだ。
三浦は「まだ実感がわいていない。とにかく昨日のミスからここまで立て直せて、今までやっていた強さを出せた。そこが一番うれしい」と喜んだ。昨日から木原はずっと泣いていたと明かし、三浦は「今回は私がお姉さんでした」と笑顔。まだ涙の止まらない木原は「今回はずっと助けてもらって、昨日終わった時点で『全部終わっちゃったな』と思っていたんですけど、璃来が力強く引っ張ってくれたのでなんとか戻ることができた」と感謝した。
2019年夏に三浦との“りくりゅう”が誕生。2022─23年シーズンにはグランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権、世界選手権を同一シーズンに制する「年間グランドスラム」を達成した。
ペア結成時について聞かれた三浦は「沢山の方々に言っていただけるのが、龍一君に巡り合えたのは奇跡なんだよと。全てのモーメント、人々に感謝しています」と感慨深く語り、木原も「辞めようとしていた時、声をかけてくれた。この出会いがなければこうして2大会五輪に出られなかった。感謝しかない」と話した。
昨季は世界選手権で2度目の優勝。結成7シーズン目の今季、五輪という夢舞台で、2人が深めてきた絆がまばゆい輝きを放った。木原は「先輩方が繋いでくれたものが僕にも回ってきた。今までの日本のペアの先輩方に心から感謝したい」と万感の思いを口にした。
(THE ANSWER編集部)
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