“お米派”の減少に待った アスリートを目指す子供たちは「もっとお米を食べて」
アスリートを目指す子供たちが摂るべき炭水化物は、日本人の主食である「お米」だった――。
栄養アドバイザーが警鐘、「今の子供たちは本当にお米を食べない」
アスリートを目指す子供たちが摂るべき炭水化物は、日本人の主食である「お米」だった――。
サッカーJリーグの横浜F・マリノス、ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツの栄養アドバイザーなどを務める橋本玲子さんが「ご飯」とその他の炭水化物の栄養素を比較し、お米の持つ様々なメリットを挙げた。
スポーツに励む人々にとって、身体づくりには欠かせない食事。それはプロアスリートに限らず小学生、中学生年代にも当てはまる。しかしここ近年は食生活、そして両親の労働環境の変化によって“お米派”の家庭が減ってきたと橋本さんは実感している。
「今の子供たちは、本当にお米を食べません。パン派の子が増えたこともありますし、働くお母さん方も忙しくて、ご飯を炊くよりはパンを買い置いた方が楽ですからね。またプロサッカー選手が好んで食べる影響もあってか、『炭水化物と言えばパスタ!』という印象も強いです。ただ栄養学の視点に立つと、もっとお米を食べて欲しいと考えています」
橋本さんがお米を推す理由は、まず栄養分布にある。