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イチロー氏が伝授した健康寿命の延ばし方 “心技体”は「順番が違う」同世代と目指す10年後の姿

米大リーグのマリナーズなどで活躍し、日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が、健康寿命を延ばすためのコツを伝授した。株式会社ワコールが展開するコンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」とともに、51歳以上を対象とした「CW-X×イチロー“over 51”スポーツテスト」を19日、都内で開催。運動を継続するための心構えなどを説いた。

イチロー氏が健康寿命を延ばすためのコツを伝授【写真:中戸川知世】
イチロー氏が健康寿命を延ばすためのコツを伝授【写真:中戸川知世】

CW-X×イチロー“over 51”スポーツテスト

 米大リーグのマリナーズなどで活躍し、日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が、健康寿命を延ばすためのコツを伝授した。株式会社ワコールが展開するコンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」とともに、51歳以上を対象とした「CW-X×イチロー“over 51”スポーツテスト」を19日、都内で開催。運動を継続するための心構えなどを説いた。

「年齢のせいにすること、時代のせいにすることが嫌い」だというイチロー氏。52歳になった今でも現役時代に勝るとも劣らないトレーニングを毎日継続している。10年後の目標の1つは「イチローっていくつなんだ」と検索されること。そんな「Team CW-X」キャプテンの「運動から離れた同世代の方に、再びカラダを動かすきっかけを」という想いから企画されたのが今回のイベントだ。

 スポーツテストでは筋力、柔軟性、バランス能力、関節の可動域などを測定。イチロー氏は「僕がこの年齢までしっかりと体を動かすことができたのは、自分のコンディションを把握しているから」と、自分の体の状態を知ることの重要性を説いた。イベントの後半では、参加者と一緒にトレーニングも実践。股関節を意識した歩き方、太もも裏に重点をおいたイチロー流スクワットなどを伝授した。

 心・技・体――。スポーツ界でよく聞く言葉だが、イチロー氏は「僕の中では順番が違う」という。「心からとなりがちだが、本当は体が一番に来ないと。心がこもっていても、体が元気でなかったら動けない。だから、体が元気であることが一番大事だと僕は考えます」。静聴していた51歳以上の参加者約100人が大きくうなずいた。

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