なぜ「食欲の秋」は食欲が増すのか 意識したい“カロリーセーブ”の工夫
季節のおいしいものを味わいたい…少しだけカロリーセーブの工夫を
果物や野菜では、リンゴ、ブドウ、梨に柿。かぼちゃ、さつまいも、栗がその代表。魚介類では秋が旬といわれる秋刀魚、ぶりといった魚も寒さに備え、体に脂肪を蓄えます。偶然かもしれませんが、秋は気が付かないうちに、糖質や脂質から多くのカロリーを摂取しているのかも知れません。
秋は本当においしいものがたくさんあるので、食に携わる者としては、思う存分、季節のおいしいものを味わってほしい、というのが本音です。ですから、少しだけ、カロリーセーブをする工夫をしてほしい。例えば、朝昼はしっかり食べて夕飯は少なめにする。秋のスイーツが大好物ならば、油分の少ないものを選んだり、食事で油分を控えたり、などなど。おいしい食べ物を満喫するぞー! というポジティブな気持ちで、食事をコントロールしましょう。
そうそう、過ごしやすい気候の秋は同時に「スポーツの秋」でもありますよね。月並みではありますが、やはり食べても動けばOKです! 平日は歩く距離を少しだけ増やしたり、休日はレジャーやスポーツで体を十分に動かしたりしながら、おいしいものを楽しんでくださいね。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)