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アメリカ米「カルローズ」で作るアスリート食 山田章仁&ローラ夫妻も感激のおいしさ

おコメはスポーツ選手に欠かせないエネルギー源。ラグビーの山田章仁選手(九州電力キューデンヴォルテクス)・ローラ夫妻に、アメリカ米『カルローズ』を使った料理3品を味わっていただきました。料理はすべてラグビーの国際大会の開催地にちなんでフレンチのシェフに開発してもらいました。レシピも掲載したので、自宅で再現し、大会気分を盛り上げましょう!

ラグビーの国際大会にちなんでフレンチの達人が開発したアスリート向けの新感覚おコメレシピを公開

 おコメはスポーツ選手に欠かせないエネルギー源。ラグビーの山田章仁選手(九州電力キューデンヴォルテクス)・ローラ夫妻に、アメリカ米『カルローズ』を使った料理3品を味わっていただきました。料理はすべてラグビーの国際大会の開催地にちなんでフレンチのシェフに開発してもらいました。レシピも掲載したので、自宅で再現し、大会気分を盛り上げましょう!
●インタビュー・栄養解説/橋本玲子(株式会社Food Connection代表・公認スポーツ栄養士)

カルローズ

――今回はフレンチの入江誠シェフに、スポーツのシチュエーション別に3品、アメリカ米『カルローズ』を使った料理を考案していただきました。それぞれの料理の感想を伺いたいのですが、まずは『豚肉のサラダライスボウル パリ風』。欧米ではおコメをサラダの食材として使用することも多く、食欲が低下した時もガッツリ食べられる料理です。

山田選手 めちゃくちゃおいしかったです! お洒落なサラダ風ですが、見た目以上にガツッとお腹に溜まるので、男性も満足できます。

ローラさん 大好きなビーツも入っていて、最高でした! ビーツとご飯の組み合わせは考えたことがなかったけれど、ビーツの甘みがおコメに合いますね。いろんな野菜がミックスされているから歯ごたえもあり、満足感があります。ミントのさっぱり感もいいです。

山田選手 僕は疲労が蓄積すると、食欲が落ちてしまうのですが、そういう時は、やっぱりどんぶり物(ボウルメニュー)が食べやすい。定食スタイルだと、例えば魚の骨を取るのも面倒になり、骨を取る間にお腹がいっぱいになってしまうんです(笑)。この料理はおコメも肉も、そして野菜まで一気に食べられてうれしい。

――試合期となると、エネルギー源である炭水化物をしっかり食べることが大事になりますからね。

ローラさん そうですね、我が家もシーズンに入ったら、栄養バランスを考えつつ、ご飯の量を増やしています。

カルローズのサラサラ感が生きるブイヤベースのライススープに山田選手「3杯はいけます」

カルローズ

――2品目はマルセイユの名物料理であるブイヤベースにおコメを加えた『ブイヤベースのライススープ』です。大事な試合などで緊張して食がすすまない時は、いかに消化がよく、体に必要なものを摂るかが大事ですよね。

山田選手 マルセイユは僕たちも一度、訪れたことがありますが、ブイヤベースは魚介類がたっぷりで、気持ちが上がります。スープ系の料理は喉も通りやすいですし、プレマッチミール(試合の3、4時間前に食べる軽食)にあったら最高。

――プレマッチミールでは、コンソメスープやミネストローネなどシンプルなスープが出されることが多いと思いますが、この料理ならおコメも一緒にいただけますね。

山田選手 そう、おコメも一緒にサラサラっと食べられる点がいいと思いました。同時にエネルギーも補給できるので、食欲がない時でもパワーが出る。僕はこれなら試合前に、3杯はいけます(笑)。

ローラさん 香りもよくて、私もガツガツ食べてしまいました。それと、日本のおコメだとスープに入れると、どうしてもおかゆのようにドロッとしてしまいます。カルローズは歯ごたえもあり、重くもなくておいしい。

カルローズ

――3品目は『トリュフ風味のライスコロッケ』です。試合後のリカバリーをテーマに考えられた料理ですが、ラグビー選手は試合後に「ご褒美」として揚げ物を楽しむ選手も多いですよね。

山田選手 そうですね、僕たち選手は次の試合に向かう1週間、常に気持ちを引き締め、練習に臨んでいます。だから、試合後が一番「食べたいものを食べる」という気分になりますね。

――山田選手は試合後の食事は、どんな点を意識していますか?

山田選手 特に気を付けていることは「できるだけ早く、栄養を体に補給すること」です。次の試合に向けて、できるだけリカバリーをスムーズにしたいので、水分、炭水化物、タンパク質を早めにしっかり摂ります。このライスボールも、おコメで炭水化物、チーズでタンパク質が摂れるのでいい。

ローラさん 私は1口、2口で食べられるサイズが気に入りました。おコメとチーズの相性もいいし、味付けもしっかりしていておいしい。試合直後の補食といえば、バナナなどのフルーツもよく食べるんでしょう?

山田選手 そうだね、試合の時間によって直後におにぎりなどの炭水化物がしっかり摂れる補食を摂る時もあれば、果物などを軽く食べてすぐに食事に行く場合もある。夕食はタンパク質がメインになるかな。

ローラさん 試合後は家族みんなで焼肉に行くことが多いんです。それと、彼は普段まったく甘いものを食べないのですが、試合後は「自分へのご褒美」といって小さなアイスを買ってくるんですよ。それが、面白くて(笑)。

山田選手「目標や夢を叶えるためには、何でも食べられるようになることも大切」

カルローズ

――今回、フレンチのシェフが開発したおコメ料理を食べていただきましたが、いかがでしたか?

山田選手 おコメというと和食のイメージが強かったのですが、カッコいい料理ばかりで気分が上がりました。もっと新しいレシピも試してみたいです。

ローラさん カルローズは今回初めて知りましたが、いろんなおコメ料理に使いやすいと感じました。アルデンテでおいしく食べられるので、サラダやスープにすごく合いますよね。うちの息子もそうですが、最近の子どもはおコメを食べる量が少ないと感じています。でも、こうやって料理を工夫したら、もっとたくさん食べてくれそうです!

――最後に、ラグビーに限らず「体を大きくしたい」「スポーツが強くなりたい」と思う子どもたちやそのご家族に向けて、アドバイスをお願いします。

山田選手 実は僕も小学生の頃は、身長も低く、痩せていたうえに、食も細かったんです。だから、体を大きくするのには結構、苦労しました。

 今の体があるのは、母のおかげです。母は朝から野菜ジュースに始まり、ブロッコリー、トマト、ひじきなど小皿で20品目ぐらい用意してくれて、半分寝ている僕に食べさせてくれましたが、それを続けたことで朝ごはんをしっかり食べる習慣がつきました。

 それに、子どもの頃に何でも食べさせられたおかげで、今は好き嫌いがありません。ですから、子どもの頃からいろんな食べ物にチャレンジしてほしいですね。

ローラさん うちの子どもたちも好き嫌いはないのですが、偏食だった次女はパパが食べている姿を見ているうちに、食わず嫌いだったものも食べるようになりました。ですから、家族で食卓を囲み、苦手なものをおいしく食べる姿を見せることも大切だと感じます。子どもたちは何回も出すうちに食べてくれるようになるので、家族も1回で諦めず、何度も食卓に出してほしいと思います。

山田選手 世界各国で生活したり、遠征に行ったりすると、いろんな食べ物と出会います。その時に「これは食べられない」となると、自分の能力を発揮できません。スポーツを続けていきたい、日本代表になりたいという夢や目標を叶えるためには、何でも食べられるようになることも大切ですよ!

カルローズ

 炊いても茹でても炒めてもおいしい、注目のアメリカ米『カルローズ』。軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特長で、スープやサラダに加えてもおいしい。調味料やドレッシング、オイルとの相性がよく、アジア料理から地中海料理、西欧料理まで、幅広い料理を楽しめる。

【こちらもオススメ】おコメは、世界中のトップアスリートに欠かせない食材。 「スポーツ×カルローズ」特設ページをチェック

★レシピ① 食欲が低下した時に『豚肉のサラダライスボウル パリ風』

カルローズ

 いろどりと香味野菜、そしてしっかり味付けをしたハンバーグが、食欲をそそる一品。トマトや紫キャベツなどの抗酸化作用のある野菜が、強いストレスがかかる選手の心身をケア。また赤ビーツは持久力の向上や筋肉疲労を和らげる作用が期待できると、海外で注目の野菜です。水分の多い野菜と一緒にどんぶりにしても、ベタつかずおいしく食べられるのはカルローズならでは。カルローズに含まれる炭水化物とトッピングの素材を併せることで、
エネルギーが効率良く作られパワーアップにつながります。

入江シェフよりアドバイス!

 レシピ通りの材料にこだわらず、冷蔵庫にある野菜を使ってもOK。この時、ビーツの代わりにトウモロコシやじゃがいもなど、少し甘みのある野菜を一つ加えるのがおいしく仕上げるコツです。また、ミニハンバーグの代わりにソーセージやチョリソーにする、ドレッシングもサウザンアイランドやフレンチドレッシングを使うと簡単に作れます。冷たくても美味しいカルローズは、サラダの食材としても最適です。

⇒『豚肉のサラダライスボウル パリ風』の詳しいレシピを見る(PDF)

★レシピ② 緊張して食がすすまない時に『ブイヤベースのライススープ』

カルローズ

 緊張が強くなると、食欲や胃腸の働きが低下します。そんな時は、スポーツ選手にとって大事なエネルギー源(炭水化物)と水分をしっかり摂れる、ライス入りのブイヤベースを。食欲促進作用のあるサフランや胃腸の働きを整える八角を加え、魚介のうまみが凝縮されたスープが食欲をそそります。何より、茹でても炊いてもドロッとせず、サラサラっとした食感を楽しめる、カルローズのおいしさが引き立ちます。

入江シェフよりアドバイス!

 カルローズは炊くと香りのよさが立つので、少し芯が残る「アルデンテ」で炊き上げて加えました。今回はブイヤベースにしましたが、もっと気軽にミネストローネにしたり、缶詰のスープを使ったりして、スープリゾット風にアレンジしてもOK。

⇒『ブイヤベースのライススープ』の詳しいレシピを見る(PDF)

★レシピ③ 運動後のリカバリーに『トリュフ風味のライスコロッケ』

カルローズ

 試合後の補食として、ラグビー選手に人気のピザと同じく、一口で食べられるフィンガーフードをカルローズで作りました。「試合後は好きなものを食べたい」という選手が多く、揚げ物を好んで食べる選手も少なくありません。チーズ入りのライスコロッケで、グリコーゲンの材料である炭水化物とダメージを受けた筋肉のリカバリーに欠かせないタンパク質を補給しましょう。カルローズを使用することで、ベタつかずおコメの食感を楽しめるライスコロッケに仕上がります。

入江シェフよりアドバイス!

 カルローズ米をブイヨンで煮る際、あまりかき回さず、弱火でコトコトと煮るとドロッと溶けません。具材は小さくカットした餅、ボイルしたえび、鶏肉、ハムもおすすめ。衣をしっかり揚げて、カリっとした食感も楽しみましょう!

⇒『トリュフ風味のライスコロッケ』の詳しいレシピを見る(PDF)

■プロフィール
山田 章仁
1985年7月26日、福岡県生まれ。小倉高から慶応義塾大に進み、2008年にホンダビートとプロ契約。2010年にパナソニックワイルドナイツ(旧・三洋電機ワイルドナイツ)に移籍し、プレーオフで3度のMVPに輝くなどの成績を収めた。日本代表には2013年に初選出され、2015年のワールドカップでは勝利に貢献。現在は九州電力キューデンヴォルテクスでプレーしている。
山田 ローラ
1988年9月23日、アメリカ・アイオワ州生まれ。アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフで、アメリカの大学を卒業後に日本でモデルデビュー。2015年3月に山田章仁と結婚し、翌年9月に男女の双子を出産。2020年9月に二女を出産し、2022年9月に第4子となる三女を出産した。現在はタレント・コラムニストとして活躍しながら、ラグビー選手である夫をサポートしている。

レシピ開発・調理:ÈPICOUL 入江誠
取材協力:レストラン「No Code」
カルローズに関するお問い合わせ先:USAライス連合会 日本代表事務所

カルローズ

カルローズ


(THE ANSWER編集部)