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“コロナごもり”で悩む体重増加 「食品の買い物」で意識すべき5つのポイント

アルコールは低カロリー&低糖質のものがオススメ

<3>野菜は困ったらキャベツともやしを購入

 野菜は大事とわかっていても、一人暮らしで料理が苦手、大家族なので野菜をいろいろ買うのは難しい……という悩みもあります。困った時は「キャベツともやし」を買いましょう。この2つがあれば、肉野菜炒め。焼きそば、ラーメン、お好み焼き、カレーライス、具沢山スープといろんな料理に使えます。日によって、にんじん、ピーマン、ニラ、トマト、ブロッコリー、玉ねぎ、キノコ類など1、2種類加えれば飽きません。焼きそばやラーメンにトッピングする時は、キャベツももやしも麺と同量ぐらいたっぷり使うと、腹持ちもよくなりますよ。野菜ジュース、トマトジュースもビタミン、食物繊維は含まれています。ただし、食塩不使用を選んで。

<4>冷凍野菜&缶詰を活用する

 1日3食、自宅で食事をとるとなると作るほうも大変。ここは下ごしらえの手間が省ける冷凍野菜や缶詰を活用しましょう。缶詰は魚(シーチキン、イワシ、さばなど)や豆(ひよこ豆、金時豆、キドニービーンズ、レンズ豆)といったたんぱく源を常備。シチュー、スープ、サラダ、パスタの具になります。カロリーが気になる方は、食塩やオイル無添加の商品を選ぶとよいでしょう。果物の缶詰もビタミンや食物繊維はゼロではないので、もちろんOKです。

<5>アルコール&糖類を含むドリンクは飲む量を決める

 カロリーを摂り過ぎるから晩酌はノンアルコールで……などと野暮なことは言いません(笑)。ただし、家にいる時間が長く、活動量が激減しているので、カロリーコントロールは必要。低カロリーのお酒や、焼酎など低糖質のものがおすすめです。また、「缶ビール1本」「週2日はノンアルコール飲料を飲む」など、飲む量は必ず決めて守りましょう。清涼飲料水もアルコールと考え方は一緒です。日中の水分補給は糖類の入っていない水、お茶、紅茶、麦茶、ハーブティーを中心に!

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

 ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJリーグ横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けてのスポーツ食講座なども行う。著書に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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