より強い身体を作るために― 元五輪選手が語る食事の“ゴールデンタイム”の重要性
ちょっとした工夫で効果が―
勅使川原さんが特に強調したのは「運動後30分」という点だ。
トレーニングが終わった後の帰宅時間で30分を費やして“ゴールデンタイム”を逃してしまうことは多い。それを避けるために工夫することも必要だという。「コンビニで前もっておにぎりを買っておいたり、プロテインを用意しておいて飲むだけでも本当に効果があります」。意識を少し変えるだけでより強い体を作れるとアドバイスを送る。
「せっかくいいトレーニングをしても正しい知識を持っていないと、疲れが抜けきらなくなってしまい、結果パフォーマンスの向上につながりません。最適なタイミングを逃さず食事を摂ってもらいたいです」
五輪の舞台に立ったアスリートの提言は健康的な体づくりにも繋がるかもしれない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
写真提供:Sports Japan Gather