高校全国準V→大学3か月で中退→米独立リーグ挑戦 異色経歴の18歳が目指すBリーグドラフトの先

半年ぶりの5対5で感じた手応え
静岡ジムラッツがABAで戦うのは1月から。内山が7月に加入してから、米国での試合はまだない。日本全国から選手が集まっているため、オフはチームとしての活動もなし。大学中退後は対人練習はほぼやらず、コーチ付きっきりで個人スキルを磨いてきた。今回のコンバインでは4分間のスクリメージも行われたが、5対5の実戦は実に約半年ぶり。「率直にめちゃくちゃ楽しかった」。18歳らしい笑みがこぼれた。
手応えも十分。「最後に大学のトップレベルの選手とやったのが神奈川大にいた時。その時と比べて、通用するスキルとか自分の見えている視野とかが全然変わっているのを今日1日でめちゃくちゃ実感できた」。自分に足りなかった個人スキルを磨くために、既定路線から逸脱した決断が間違っていなかったと自信を持てた。
先輩ばかりの環境でも全く物怖じしない。「コートに入ったら学年は関係ないとずっと思っている」という通り、スクリメージでキャプテンを決める時には堂々と立候補。「学年とかじゃなく、いちプレーヤーとしてどう周りにエナジーを与えられるかがめっちゃ大事だと思っている」。最年少でも遠慮せず、声を張り上げ、足を動かした。
身長184センチ、体重81キロのPG/SGで、参考にしている選手はNBA・76ersのタイリース・マキシーだ。「身長188センチで、あのスキルがめっちゃ自分にとって必要なスキルだと思う。いつもハイライトを見てマネして、マキシー選手が話している動画を見てメンタリティの部分を学ぶようにしている」。2023-24シーズンにNBAオールスター、最成長選手賞(MIP)に選ばれた25歳のガードを理想に掲げる。
コンバイン後、Bリーグのあるクラブから内山に面談の申し込みがあった。もしドラフトで指名されれば、プロ輩出を一つの大きな目的としているジムラッツも大歓迎だという。「Tさんに結果で見せたい」。ドラフトが行われるのは来年1月29日。すでにシーズンが始まり、内山も渡米しているはずだ。海の向こう、バスケの本場で吉報を待つ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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