円安直撃、1か月300万円も…海外転戦プロテニスの現実 47歳現役・松井俊英が明かすリアル
男子プロテニスの松井俊英(フリー)が「THE ANSWER」のインタビューに応じ、48歳となる2026年シーズンの展望を語った。47歳になった25年シーズンは日本協会の強化選手に異例の復帰を果たすも、右ひじの内側上顆炎で出場1大会に終わった。順調に回復して迎える新シーズン。所属フリーで迎える松井に、リアルな“お金事情”を聞いた。(前後編の後編)

インタビュー後編、松井が明かす「プロテニスプレーヤーとお金事情」
男子プロテニスの松井俊英(フリー)が「THE ANSWER」のインタビューに応じ、48歳となる2026年シーズンの展望を語った。47歳になった25年シーズンは日本協会の強化選手に異例の復帰を果たすも、右ひじの内側上顆炎で出場1大会に終わった。順調に回復して迎える新シーズン。所属フリーで迎える松井に、リアルな“お金事情”を聞いた。(前後編の後編)
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4月に48歳を迎える松井。ATPのシングルスで「歴代最年長世界ランカー記録」はオレン・モテヴァッセルの47歳6か月で、松井がポイントを獲れば更新。その名を刻むことになる。
25年に痛めた右肘は回復傾向。プロテクト・ランキング(PR=公傷世界ランキング)を使い、2月に復帰して9か月間でポイント獲得を目指す方針だ。
心身ともに問題はない。残る課題は金銭面だ。25年1月から所属フリーとなり、より厳しい環境に身を置いている。
松井もユニホームに企業・団体のワッペン掲出や、個人スポンサーの支援などを受けているものの、所属契約の有無で海外遠征の余裕は全く違う。移動費、宿泊費だけでなく、円安の今は食事代もバカにならない。
単身での遠征であれば大きな問題にならないが、トレーナーを帯同させると当然、倍額となる。「ホテルはシェアすればいいんですけど、できれば一人で寝たい」。大会公式トレーナーが用意されている大会もあるが、やはり普段受ける治療とは質が全く違う。
仮に中国に1か月、トレーナーと2人で遠征に行けば、往復のフライト代、宿泊費、食費、トレーナーへのギャラなどで100万円近くかかる。「スイスだと3倍ですね」と、欧州なら300万円規模の想定まである。
所属契約があればサポートしてもらえる部分は大きいが、なければ持ち出しも考えなければならない。松井はオンラインサロンやコーチングなどでも得られる収入があり、これまで赤字になったことはない。ただ日本、そして世界のプロテニスプレーヤーの中には親に遠征費用を借りて戦う選手もいるという。
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