ラグビー界のレジェンドが注目するエディー前HCの“2つの顔”
かつてのレジェンドの目には、イングランド代表の監督に就任したエディー・ジョーンズ氏のチームマネジメントはどのように映っているのだろうか。
トップに立つ人物として重要な二面性?
昨年列島を熱狂させたラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会。近年、世界の舞台で長年勝つことができなかった日本代表を立て直したのは当時ヘッドコーチ(HC)だったエディー・ジョーンズ氏であることは誰もが知るところだが、エディー氏はW杯後にラグビーの発祥の地イングランド代表の監督に就任した。
母国開催のW杯で1次リーグ敗退に終わったチームの立て直しを図っている真っ最中だが、かつてのレジェンドの目には、エディー氏のチームマネジメントはどのように映っているのだろうか。
英紙「デイリー・テレグラフ」電子版のインタビューに答えたのは、2003年W杯の優勝メンバーであるジョニー・ウィルキンソン氏だ。正確無比なキックはW杯の舞台で猛威を振るい、準決勝のフランス戦ではチームの28得点中23得点を叩き出し、オーストラリアとの決勝戦でも終了間際に逆転のドロップゴールを決めるなど勝負強さが目立った。キック前のルーティンは日本代表FB五郎丸歩も参考にしたという逸話もある名キッカーである。
ウィルキンソン氏はエディー氏の指揮官としての“2つの顔”に注目しているという。