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アフリカに渡った元Jリーガーの執筆コラムvol.1「僕にとっての『サッカー』とは―」

遠いアフリカの地で、コラムを執筆する中町公祐【写真:本人提供】
遠いアフリカの地で、コラムを執筆する中町公祐【写真:本人提供】

あなたにとって「サッカー」とは? 答えは「明確に出ています」

 2018年は横浜F・マリノスにとって大きな転機となった1年だと言えます。

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 現在も指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督を招聘し、伝統の堅守であるイメージのスタイルからボールポゼッションに重きを置き、得点を量産する機会を増やす超攻撃サッカーへの舵きり。

 サッカー界では新監督を迎えた最初のシーズンではなかなか監督の意図することがチームに浸透せず結果が出ないというのはよくあることですが、新監督が外国人であることとサッカースタイルの大きな変化にマリノスも例に乗ることになります。

 2018シーズンはいわゆる「新しいことへのチャレンジ」と「残留争い」のシーズンでした。

 プレーしている選手、観ているサポーターも変化への手応えと期待、結果が出ない現実と未来への不安に駆られた1年。

 あなたにとって「サッカー」とは? よくこんな質問を目にしますが、私の中では答えが明確に出ています。

 それは「自分磨きのツール」だということ。

 試合に出続け、相手チームと勝利を目指し戦う、試合に出る為にチームメートとしのぎを削り合う。これらも一貫して自分磨きという側面からのアプローチをしてきました。

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中町 公祐

1985年9月1日、埼玉県生まれ。高崎高(群馬)を経て湘南に入団。同時に慶大に入学し、08年から2シーズンは大学でプレー。10年に福岡に加入し、12年に横浜Mに移籍。13年は天皇杯優勝に貢献し、同年のJリーグ優秀選手賞を受賞。翌年から選手会長に就任した。19年1月からザンビアのZESCOユナイテッドFCに移籍。同国ではサッカーと医療でアフリカ地域支援するNPO法人「Pass on」(https://pass-on8.net/)の代表理事を務め、幅広い活動を行っている。174センチ、74キロ。Jリーグ通算341試合出場、35得点。

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