日本バスケ界のプリンス、成長に自信 新生日本代表で自らに課した役割とは?
女子日本代表が2018年のワールドカップ出場権を獲得「次は男子の番」
ウルグアイとの第2戦前日、女子日本代表がアジアカップで3連覇を達成。大会上位4チームに入って来年9月に開催される女子ワールドカップの出場権を獲得し、ひと足先に世界大会行きを決めている。
田中は「目の前のことに全力で取り組むしかない」と前置きしつつも、「女子が良い結果を出したので、次は男子の番」と世界の舞台への想いを口にする。
「(2019年の)ワールドカップや東京五輪への道は、簡単なものではない。でも、今日みたいにみんなが戦う気持ちを持ってファイトしていけば、絶対に成長していけるという自信はあります。ステップは小さいかもしれないけど、一歩一歩成長して、まずは一番ベストな状態で(8月の)アジアカップに臨みたいと思います」
日々の積み重ね次第で、田中の言う「自信」は「確信」へと変わるはずだ。
ラマス新体制となった日本代表で、田中がどんな成長曲線を描くのか。彼の飛躍は、そのままチームの飛躍に直結すると言っても過言ではないだろう。