“アメリカ人ばかり”と批判も…WBC大躍進イタリア、米国籍主将の熱い使命感「イタリアの子どもたちへ」
「THE ANSWER」では、17日(日本時間18日)に閉幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に合わせて参加各国の野球を紹介する連載「ベースボールの現在地」を展開する。世界ランク14位のイタリアは16日(同17日)の準決勝でベネズエラに2-4で敗戦したものの、史上初の4強入りと大躍進。国内出身選手が3人しかいない中、米国籍の主将はイタリアでの野球振興へ熱い使命感を抱いていた。

連載「ベースボールの現在地」 米国籍のイタリア代表主将の願い
「THE ANSWER」では、17日(日本時間18日)に閉幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に合わせて参加各国の野球を紹介する連載「ベースボールの現在地」を展開する。世界ランク14位のイタリアは16日(同17日)の準決勝でベネズエラに2-4で敗戦したものの、史上初の4強入りと大躍進。国内出身選手が3人しかいない中、米国籍の主将はイタリアでの野球振興へ熱い使命感を抱いていた。
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イタリア代表と言っても、米国の選手ばかりじゃないか――。1次ラウンドで米国に8-6で勝利するなど快進撃を続けてきた“アズーリ”に対し、そんな批判の声も少なくなかった。確かに30人のロースターのうち、24人がイタリア系米国人。イタリア生まれの選手はわずか3人だ。主将のビニー・パスカンティーノ内野手(ロイヤルズ)も、バージニア州出身の米国人。だが、イタリアの野球振興への想いは熱い。
「イタリアの子どもたちへ。僕たちは君たちのために戦っているんだと知ってほしい。20年後のWBCで、イタリア出身でイタリア語を話す、そんなイタリア人でいっぱいのイタリア代表が僕たちは見たいんだ。それが今大会のゴールなんだ」
史上初の準決勝を前に、パスカンティーノは会見で熱弁を振るった。自分たちが今大会で活躍すればするほど、イタリア国内での注目度も高まり、野球人口の増加にも繋がる――。そんな使命感を胸にバットを振ってきた。イタリアの子どもたちへのメッセージを求められると、「僕たちがどれだけ楽しんでいるかを見てほしい。野球はそのためのスポーツなんだ」と口にした。
野球は団体競技でありながら、投手VS打者のように個人戦の側面も併せ持つ。「1人が何かするのを(ロースターにいる)26人だか30人だか、そこにいる全員が同時に祝福するんだ。1人の成功をチーム全体が祝福する。それがこの競技の特別なところだと思う」。野球のアンバサダーとして、その魅力を力説した。
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