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WBC韓国にもあったパフォーマンス問題 日本が大谷翔平なら…仕掛け人は177億円男「何がいい?」

5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシックに参加する日韓両国が“パフォーマンス合戦”に沸いている。日本代表「侍ジャパン」が試行錯誤の末、お茶を点てる動きを定着させた一方で、韓国代表は両手を広げる飛行機ポーズを始めた。この裏にいた仕掛人と、込められた願いを発案者が明かした。

両手を広げる飛行機ポーズをとるキム・ドヨン【写真:加治屋友輝】
両手を広げる飛行機ポーズをとるキム・ドヨン【写真:加治屋友輝】

WBC開幕前日…明かされた飛行機パフォーマンスができるまで

 5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシックに参加する日韓両国が“パフォーマンス合戦”に沸いている。日本代表「侍ジャパン」が試行錯誤の末、お茶を点てる動きを定着させた一方で、韓国代表は両手を広げる飛行機ポーズを始めた。この裏にいた仕掛人と、込められた願いを発案者が明かした。

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 韓国代表は3日、京セラドームでオリックスとの強化試合に8-5で勝利した。「1番・DH」で出場したキム・ドヨン内野手(KIA)が2回に2試合連続アーチを左中間に放り込み、三塁を回ると両手を広げる不思議なポーズを披露した。5回にはシェイ・ウィットコム内野手(アストロズ)、9回にはアン・ヒョンミン外野手(KT)と、本塁打を放った打者は皆、両手を広げながら生還し、喜ぶナインに迎えられた。

 これは飛行機をイメージしたポーズで、必ず1次リーグを突破して、準々決勝の行われるマイアミに行こうという願いが込められている。4強入りした2006年や、日本と決勝で対戦した2009年のWBCで、韓国代表がチャーター便でマイアミに飛んだのはファンの間で語り草。今回の韓国代表主将で、大リーグのジャイアンツでプレーするイ・ジョンフ外野手は当時の話を、父で中日でもプレーしたイ・ジョンボム氏に聞きながら育った。

 日本代表では、大谷翔平投手(ドジャース)が北山亘基投手(日本ハム)に考えるように指令しお茶パフォが誕生した。韓国でもポーズの誕生には、ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約177億円)という巨額契約を結ぶイ・ジョンフが一枚かんでいた。

 飛行機ポーズを考えたのは、右の大砲ノ・シファン内野手(ハンファ)だ。4日に東京ドームで行われた前日練習後にその背景を説明した。2日にイ・ジョンフが選手全員を集め「セレブレーションは何がいいかな? 思いつくものがあったら言ってほしい」と言ったのだという。ノ・シファンははマイアミでの準々決勝に何が何でも進出したいという思いから「チャーター機に乗って行こう」と両手を広げるポーズと、手の指でマイアミの「M」を作るポーズの2つを提案し、前者が採用されたのだという。

 動きが大きいため、やるのを恥ずかしがる選手もいた。しかしノ・シファンは「僕たちがやればカッコいい。野球少年たちが僕たちがやるのを見たら、カッコいいと思ってくれるはずだ」と猛プッシュ。見事に定着させた。韓国プロ野球は現在、史上空前の観客動員を誇る。このポーズを少年少女に流行らせて、さらに野球界の発展につなげようという意思の現れだ。

 ノ・シファンは昨季韓国プロ野球で32本塁打、101打点のスラッガー。ただここまで快音は聞かれず「僕はまだポーズを一度もできていなくて」と頭をかく。「後は僕がやるだけ。ホームランを打ってやれば、絵になりますからね」。日韓のパフォーマンス合戦で、東京ドームが熱く盛り上がる。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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