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試合直前…相手ベンチ裏に響いた大谷翔平の声 義理と恩を忘れぬ姿、8年ぶり再会でも「スッと入ってくる」

試合前練習に登場した大谷【写真:小林靖】
試合前練習に登場した大谷【写真:小林靖】

変わり続ける部分も…何よりの教材「次いつ会えるかわからない」

 そして、トレーナーという立場から見ると、米国で驚異の進化を果たした大谷には「聞いてみたいことがたくさんある」のだという。変わらぬ一面があれば、変わり続ける一面もある。大谷が、野球の本場で高まり続ける期待を軽々と超えていく裏には、努力と変化を恐れない姿がある。

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 技術も体も日々進化。キャッチボールを見た福島さんは「本当に、投球フォームが全然変わりましたよね」と言葉を連ねた。大谷は日本にいた頃からウエートトレーニングを積み、オフのたびに体が大きくなっていた。ただ福島さんは「最初の“カリカリ”の頃も知ってるわけじゃないですか」と、プロ入り当時の姿に重ね合わせる。2013年、プロの世界にやってきた大谷の体はまだ、成長途上にあった。その変化の過程には、選手育成法を進化させる情報が詰まっている。

「だから、いろんなことを聞きたいんですよ。次いつ会えるかわからないじゃないですか。今のうちですからね」

 近年の日本ハムでは身長194センチの達孝太投手、190センチの福島蓮投手、191センチの柳川大晟投手と長身で、入団時には体が細かった投手が開花する土壌が形成されつつある。一方でまだ不足しているのが、193センチの大谷のような超大型打者のサンプルだ。「偉人ですよ。偉人。歴史の教科書に載るような人ですからね」と福島さん。変わり続ける肉体は、日本野球に進化の材料を与え続ける。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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