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元NBA選手が日本で感銘「話せなくても…」 安全さ、清潔さと並ぶ魅力「そんな場所は多くない」

横浜BCで2季目を迎えたクラーク【写真:(C)B-CORSAIRS】
横浜BCで2季目を迎えたクラーク【写真:(C)B-CORSAIRS】

一番恋しいのは2匹の愛犬

 昨年8月に結婚。妻と2匹の愛犬はクラークの故郷であるノースカロライナ州に住んでいる。「大学以降、いろんな都市に住んだけど、ノースカロライナの緑に勝るものはないね。僕の出身地は田舎と言われるような場所で、緑がたくさんあって、牛がたくさんいて、ただただ自然なんだ」。毎年夏には帰省するが、一番恋しく思うのは5歳と4歳の愛犬だ。

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「寿命はだいたい10年から12年ぐらいだろう。だから僕のキャリアでもしあと5年日本にいることになったら、彼らの人生の残りあと6か月ぐらいしか一緒にいられない。家に帰れるのは(オフシーズンの)2か月ぐらいしかないからね。だから帰った時は、できる限り彼らと一緒に過ごすようにしているよ」

 2024年には地元で「ゲイリー・クラーク・ファウンデーション」という財団を立ち上げた。初年度に行ったのはカバンなどの学用品を子どもたちに提供するバック・トゥ・スクール(新学期支援)イベント。この背景には、自身の経験がある。

「自分が子どもの頃、新学期になっても母が学用品を買う余裕がないことが何度もあったんだ。新しいカバンとか、学校から言われた必要な学用品が揃わなかった。だから、自分が得られなかった良いスタートを子どもたちに与える機会だと思ったんだ。学用品がない時の気持ちはよく分かるから」

 昨夏にはメンタルヘルス問題を啓発するための5キロマラソンイベントも開催した。アスリートも人間。華々しい世界の裏には、数えきれないほどの葛藤がある。そこに光を当てようという試みだ。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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