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「何でいない?」から2か月…WBC初選出の佐藤輝明に韓国からも熱視線「とてもいい打者ですよね」

野球日本代表の井端弘和監督が16日、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として新たに11選手を発表した。昨季セ・リーグ本塁打王の佐藤輝明内野手が初のWBC代表入り。侍になかなか縁のなかったパワーヒッターには、1次ラウンドで同組となる韓国からも熱い視線が寄せられている。

阪神の佐藤輝明【写真:AP/アフロ】
阪神の佐藤輝明【写真:AP/アフロ】

日本のスラッガーを見たがる韓国の若手たち

 野球日本代表の井端弘和監督が16日、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として新たに11選手を発表した。昨季セ・リーグ本塁打王の佐藤輝明内野手が初のWBC代表入り。侍になかなか縁のなかったパワーヒッターには、1次ラウンドで同組となる韓国からも熱い視線が寄せられている。

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 佐藤は2021年に近大からドラフト1位で阪神入り。これまでプロでの日本代表歴は、2023年オフのアジアプロ野球チャンピオンシップがあるだけだった。ただ昨季は40本塁打、102打点でセ・リーグ2冠にMVP。打率も自己最高の.277で、誰もが認める進化を遂げた。

 井端監督は「今の日本球界で、間違いなく一番の飛距離があるバッター。昨季は確実性も加わって、一発長打にすごく期待しています」と佐藤への期待を口にする。そして佐藤や村上宗隆(ホワイトソックス)、岡本和真(ブルージェイズ)といった日本を代表する強打者の動向を気にしているのが、韓国代表のスラッガーたちだ。

 昨年11月、東京ドームで行われた日韓戦「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の際、韓国側のベンチで取材しているとふいに声をかけられた。「サトウはなんでいないんですか? とてもいい打者ですよね?」。声の主はこの大会で2試合連続弾を放った、22歳のアン・ヒョンミン外野手(KT)だった。

「僕はNPBをそんなに見ているわけではないので、日本の選手はよく知らないんですが……」と前置きしながらも「ムラカミは大リーグに移籍したら、WBCには出られるんですか?」「オカモトは来ているんですね」と日本の強打者の名前がすらすら。彼らと自分の力を比べてみたいという思いが、ひしひしと伝わってきた。

 さらに、ポスティングシステムを利用してパドレス移籍を果たしたソン・ソンムン内野手(当時キウム)も東京ドームで右翼ポール際に特大弾。岡本や森下翔太(阪神)の打席での対応力を称える一方で「ムラカミがいませんでしたね。大リーグに行くからですか? WBCには来るんですか?」とその動向を気にしていた。

 日韓代表がWBCで激闘を繰り広げた2006年、2009年当時、韓国にはイ・スンヨプ(巨人コーチ)やイ・デホ(元ソフトバンク)、キム・テギュン(元ロッテ)といったスラッガーがズラリ並んでいた。技とスピードを前面に押し出した日本代表と、明確なカラーの違いがあった。

 しかし今、日本代表は大谷翔平(ドジャース)を筆頭に、パワーでも世界に伍していこうとしている。若手中心の韓国代表は、佐藤ら新世代のスラッガーを見て、何を感じるのか。ぜひ聞いてみたいところだ。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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