日本で手術に「不安はなかった」 北欧のビッグマンがBリーグだから感じた「バスケの楽しさ」

欧州リーグとの最大の違いは「ビッグマンにより多くの責任が与えられる」
「以前にB1やB2、B3でプレーしていた複数の選手から、リーグや日本のバスケについて聞いていたんだ。みんなポジティブなことしか言わなかったから、それが日本行きに傾いた大きな要因になったよ」
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実際に来日して、噂が間違いではないことがわかった。「心地いいよ。みんなとても礼儀正しく、僕と家族が良い時間を過ごせるように環境を整えてくれた」。生活面でのサポートはもちろん、Bリーグの競技レベルにも魅力を感じている。
「本当にやりがいがある。フィジカルだし、日本人選手は速く、ディフェンスの気合いも凄い。選手たちは素晴らしく、敬意に溢れている。素晴らしいリーグだ。ここでのプレーを本当に楽しんでいるよ」
これまで経験してきたドイツ、スペインのリーグと比べて、Bリーグの最大の特徴は何か。
「1つは外国籍選手のほとんどがビッグマンだということ。そのため、ゲームがビッグマン中心に回ることが多い。欧州では常にガード陣がボールをコントロールし、ビッグマンはスクリーンをかけるなどボールを持たない動きをし、リバウンドを取るのが仕事。ここでももちろん同じことは求められるけど、より多くの責任を与えられるんだ」
自らボールを運んだり、アタックしたり、味方のためにチャンスを作ったり……。「それはバスケットボールのとても楽しい部分だと思うので、僕はそれを楽しんでいるんだ」。欧州リーグ時代よりも、任されるプレーの幅が広がった。それは選手としての成長にも繋がると感じている。
「外国籍選手にとって、Bリーグは成長できる場所だと思うよ。外国籍選手の数が制限されているということは、それだけ周りから頼られるということ。自分が上手くなりたいと思えば、その環境が成長させてくれるはず。もちろん本人の心構え次第だけどね。あぐらをかいていたら上手くはなれない。でも、成長しようというマインドセットがあれば、必ず成長できる環境だ」
それは移籍先としても魅力的なリーグであることを意味する。コッツァーも「100%そうだね。多くの選手にとって非常にいい場所だと思うよ」と太鼓判を押した。
もう一つ、コッツァーが称えたのは観客の熱量。「本当に献身的だ。アウェーでも来てくれるし、連敗中やいい試合が出来ていない時もサポートし続けてくれる。選手が全力を出し切れるように、前回と同じかそれ以上に大きな声援を送ってくれるんだ。ここのファンは本当にアメージングだよ」。少しでも早く、熱いブースターの前に戻ってこられるように。それがリハビリの大きな原動力だ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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