全仏名物、巨大な手書きトーナメント表 “新人”デロームさんの思い「光栄なこと」
26日に開幕したテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)の会場、スタッド・ローラン・ギャロスは緑溢れる美しいスポーツ施設だ。今年から新設された第3コートのシモーヌ・マチューコートには四方を植物が育つ温室に囲まれた特徴的な作りになっている。
男女シングルスの試合結果を几帳面な文字で丁寧に記録
26日に開幕したテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)の会場、スタッド・ローラン・ギャロスは緑溢れる美しいスポーツ施設だ。今年から新設された第3コートのシモーヌ・マチューコートには四方を植物が育つ温室に囲まれた特徴的な作りになっている。
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4大大会が開催される会場の中でも、より環境に気を配った作りと言われるローラン・ギャロスで、名物の一つとなっているのが、手書きのトーナメント表だ。男女シングルスに参加する選手の名前は一つ一つ丁寧に手書きされており、毎日試合結果がこまめにアップデートされている。
初夏の爽やかな日差しを浴びながら、巨大なボードに真剣な表情で向かうのは、今年1年目の“新人”クリスティアン・デロームさんだ。
昨年まで19年にわたりトーナメント表を書き続けたヴィルジニー・ダレさんが、今年はどうしても都合がつかず。やむを得ず代役を頼んだのが、友人のデロームさんだったという。