日本に「もっと長くいられたら…」 来日5年目、フィリピン元主将が感じたカルチャーショック
いまやプロスポーツで当たり前の存在になった外国籍選手や指導者たち。しかし、競技以外にスポットライトが当たることは多くない。母国を離れて日本という異国で適応に励みながら、どんな日々を送っているのか。「THE ANSWER」は、連載「Athlete Life in Japan」で様々な声を取り上げる。第5回はバスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)に所属するキーファー・ラベナ。フィリピン代表で主将も務め、来日5季目になる32歳が「ホーム」と呼ぶ日本での生活について語った。(全2回の後編)(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)

連載「Athlete Life in Japan」――第5回Bリーグ横浜BCキーファー・ラベナ【後編】
いまやプロスポーツで当たり前の存在になった外国籍選手や指導者たち。しかし、競技以外にスポットライトが当たることは多くない。母国を離れて日本という異国で適応に励みながら、どんな日々を送っているのか。「THE ANSWER」は、連載「Athlete Life in Japan」で様々な声を取り上げる。第5回はバスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)に所属するキーファー・ラベナ。フィリピン代表で主将も務め、来日5季目になる32歳が「ホーム」と呼ぶ日本での生活について語った。(全2回の後編)(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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昨年6月のマニラ。白いタキシードを着たラベナは、妻ダイアナさんと豪華な結婚式を挙げた。あれから半年。来日5季目の32歳は、まだ日本で一人暮らしを続けている。ダイアナさんがパイロットを目指し、フィリピンの航空学校に通っているためだ。
「卒業後に彼女がこっちに来られたらいいなと思っているよ。そのためにも、僕がここでもっと長くプレーできるようにしないと。横浜にもっと長くいられたら完璧だよ」
NBA経験者も含め、世界中から実力者が集まるようになったBリーグ。ラベナが入っているアジア特別枠も、今季からレバノンが加わって全14の国と地域に対象が拡大した。フィリピン代表で主将を務めたラベナといえど、安泰ではない。「もう若くないからしっかりキャリア設計をしないと」。危機感はある。だが同時に、選手として成長できる競争の激化は大歓迎だ。
2021-22シーズンに滋賀レイクスターズ入りし、B2降格とB1復帰を経験。2024-25シーズンから横浜BCに移籍した。異国での生活も5年目に突入。1年の大半を日本で過ごすこともあり、「フィリピンよりも日本のほうがホームだと感じる」ほどに馴染んでいる。それでも来日当初は戸惑うことがあった。
「最初の数年で一番大変だったのは運転だね。フィリピンでは車線が日本と反対だから、それに慣れるのに苦戦したよ。当時いた滋賀は車があまり多くなくて、練習しやすかったのは幸いだった。日本の公共交通機関は最高だから、大阪や京都で運転する必要はなかったし、車の多い横浜に来る頃には、もう適応できていた。でも、それが僕にとって最も適応に苦労したことだね」
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