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“バスケに命懸ける国”の元主将が見た日本の「大きな飛躍」 アジアで高まるBリーグの存在感

Bリーグが大きく飛躍したと語るラベナ【写真:編集部】
Bリーグが大きく飛躍したと語るラベナ【写真:編集部】

アジアから見たBリーグ「尊敬の眼差しで見ている」

 降格という逆境が、ラベナを選手としても人としても強くした。「厳しい状況でこそ、自分についてより多くの発見がある。キャリアを終えた時には、人として成熟し、成長していたい。あのような経験は間違いなくその助けになるよ」。滋賀での3年間で一皮むけ、2024-25シーズンからは横浜BCに移籍。NBAに次ぐ世界2位のリーグを目指すBリーグの急成長をヒシヒシと感じている。

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「本当に素晴らしいよ。全てはトップから始まる。リーグを向上させよう、ワールドクラスにしよう、という意欲のあるリーダーがいれば、そこから始まるんだ。船の舵を取る人がいて、才能ある人たちがそれに続いている。日本人選手が成長し、欧州やNBA、Gリーグでも日本でプレーしたいと望む選手が増えている。年々競争レベルが上がっているからね。5年前と比べると大きな飛躍だよ」

 世界基準を目指した競技能力向上とBリーグのアジア市場拡大を目的に、2020-21シーズンより設けられたアジア特別枠は、今季からレバノンも加わり、全14の国と地域に対象が拡大した。「多くの選手がBリーグを尊敬の眼差しで見ている。競争的だし、チャンスがあるし、実力が求められる」。アジア圏のバスケ選手にとって、10周年を迎えたBリーグの魅力は年々高まっているという。

 欧州リーグや中国CBAに勝るとも劣らないポテンシャルを感じているラベナは、自身の立場の危機感も口にする。

「才能のレベルが非常に高いというのは、選手としては能力が試される状況だということ。懸命に努力し続けないといけないし、『ここにいれば仕事がある』なんて気を抜くことなんてできない。非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮し続けなければいけない」

 しかし、そのヒリヒリする環境こそ、バスケ選手として常に成長を目指すラベナが望むもの。「ここでもっと長くプレーできるようにしないと。横浜にもっと長くいられたら完璧さ」。そう願う背景にはもう一つの理由がある。昨年6月に結婚式を挙げた妻の存在だ。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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