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多様なラグビーが集まる「One Rugby」がリニューアル 廣瀬俊朗×三阪洋行が見る未来

2020年に立ち上がった「One Rugby」が、5年の時を経て新たなステージへと踏み出した。2019年のワールドカップ日本開催で生まれたラグビー熱を追い風に、いろいろな形のラグビーを共に広めていこう、と始まったプロジェクト。認知拡大の第1段階を終え、理事を刷新して迎える第2段階では、どんな活動を見せてくれるのか。会長を務める廣瀬俊朗氏(元ラグビー日本代表主将・株式会社HiRAKU代表取締役)と、理事長の三阪洋行氏(元車いすラグビー日本代表・現日本パラリンピック委員会委員長)に話を聞いた。

「One Rugby」の創設者でもある廣瀬俊朗氏(右)と三阪洋行氏(左)【写真:佐藤直子】
「One Rugby」の創設者でもある廣瀬俊朗氏(右)と三阪洋行氏(左)【写真:佐藤直子】

2020年の設立から5年… リニューアルしたOne Rugbyが目指す場所

 2020年に立ち上がった「One Rugby」が、5年の時を経て新たなステージへと踏み出した。2019年のワールドカップ日本開催で生まれたラグビー熱を追い風に、いろいろな形のラグビーを共に広めていこう、と始まったプロジェクト。認知拡大の第1段階を終え、理事を刷新して迎える第2段階では、どんな活動を見せてくれるのか。会長を務める廣瀬俊朗氏(元ラグビー日本代表主将・株式会社HiRAKU代表取締役)と、理事長の三阪洋行氏(元車いすラグビー日本代表・現日本パラリンピック委員会委員長)に話を聞いた。

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 11月23日に代々木公園のケヤキ並木で開催された「UNIVERSAL FOOTBALL PARK SHIBUYA」。年齢、性別、運動経験、障がいの有無に関係なく、すべての人が安心して楽しめる“ユニバーサルなフットボール体験”ができるイベントには、フットボール好きはもちろん、犬の散歩で通りすがった人、街ブラで休日を楽しもうという家族、海外からの旅行者など、“ユニバーサルな人々”が立ち寄り、笑顔を咲かせていった。

 3x3FOOTBALL、Freestyle Football、車いすラグビー、ブラインドラグビー、デフラグビーなどのブースが用意され、それぞれ特性が生かされた体験プログラムを実施。車いすラグビーでは実際に車いすに乗ってタックルを受けてみたり、ブラインドラグビーでは弱視ゴーグルをつけて見えにくい世界を知ったり、デフラグビーでは声を使わないコミュニケーションの難しさを体験したり。参加者は未知の体験に驚き、時には頭を悩ませながら、新たな気づきを得るきっかけを掴んだようだ。

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