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「一緒に寝ちゃうんです(笑)」 202cmの2児パパ、バレー小野寺太志が明かす苦手育児

サントリー、日本代表で活躍。子供が生まれて生活の基準が変わった【写真:(C)SUNTORY SUNBIRDS OSAKA】
サントリー、日本代表で活躍。子供が生まれて生活の基準が変わった【写真:(C)SUNTORY SUNBIRDS OSAKA】

変わった生活基準…アスリートとして「かっこいいパパでありたい」

――パパになって変わったなと思うところはありますか。

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「生活の基準が変わったなと思いますね。オフは自分がしたいこと優先でしたけど、子供が生まれてから一緒にできることを考えています。例えばアンパンマンミュージアム行きたいなら行くし、買い物に行って観覧車があったら乗るし。アイス食べられるかなとか、おもちゃ買えるかなとか。大人のものも見たいけれど、子供も飽きさせたくない。『じゃあガチャガチャしようか?』とか(笑)」

――アスリートは睡眠も重要です。夜泣きで眠れなかったことは。

「2人ともあまり夜泣きがなかったんです。特に下の子はまとめてぐっすり寝てくれて、全然手がかからず逞しい子でした。上の子のときは母乳だったので、僕が起きてもやることがないから(妻が)寝てもいいと。下の子はミルクだったので、夜に作ったりしていましたね」

――子育てでどうしても母親に負担がかかってしまうことも。心掛けていることはありますか。

「家にいないことが多いし、奥さんにすごく負担をかけているから、奥さんがしたいこともなるべく叶えてあげたいです。僕のわがままでバレーをさせてもらっている部分もあるので、付き合わせて申し訳ない気持ちもあって」

――子育てについて夫婦で話したことで、印象に残っていることは。

「子供が遊んで興奮しちゃったり、僕がいないほうが子供を早く寝かしつけられると言われています(笑)。変な話、僕がいなくても困らないくらい強い奥さん。なんとか家庭で役に立たないといけないと思っています」

――アスリートとして、パパとして、どんな将来を思い描いていますか。

「やっぱりオリンピックのメダルもそうですし、日本代表であり続けること、少しでも長く現役生活を続けること。やっぱり子供たちが大きくなってきた時に、まだバレーをしていたい。ちゃんとパパが日本代表だったとか、理解してもらえるまで続けたいなと思います。あとは結果で国際大会のメダルだったり、形として残せるものを持っている選手になりたい。それがアスリートとして目指すところだし、かっこいいパパでありたいなと思います」

■小野寺太志(おのでら・たいし)

 1996年2月27日、宮城・名取市出身。SVリーグ・サントリーサンバーズ大阪所属。小学6年時に身長170センチ、中学3年時に195センチの超高身長だった。バレーボールを本格的に始めたのは宮城・東北高に入学後。1年生からレギュラーとなり、春校バレーなどに出場した。東海大時代の2015年に日本代表初選出。21年東京、24年パリと2大会連続で五輪出場を果たすなど、ジャパンに欠かせないミドルブロッカーに成長。24-25年のSVリーグオールスター得票数1位、SNS総フォロワー数50万人突破など、屈指の人気を誇る。2児の父。202センチ、97キロ。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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