台湾ベンチで発見、日本撃破の先輩マネた「ラッキーアイテム」 世界一で高校球界にも変化【野球U-18W杯】
野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」は8日、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などでオープニングラウンドの4日目を行い、台湾代表はオーストラリアを10-2で下して通算成績を3勝1敗とした。今大会も台湾のベンチには活気があふれる。昨秋のプレミア12で、日本を倒して優勝した先輩たちの“縁起物”を受け継いでいるのだ。

豪州に圧勝の台湾、得点のたびに揺れる特大ネックレスとサイコロ
野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」は8日、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などでオープニングラウンドの4日目を行い、台湾代表はオーストラリアを10-2で下して通算成績を3勝1敗とした。今大会も台湾のベンチには活気があふれる。昨秋のプレミア12で、日本を倒して優勝した先輩たちの“縁起物”を受け継いでいるのだ。
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台湾は初回、先頭からの連打で無死一、二塁の好機を作ると「3番・捕手」で先発した張育豪が中前に適時打を運び先制。この回、豪州の守備の乱れにも乗じて5点を挙げた。2回に1点、3回にも4点を奪い、序盤で試合を決めてみせた。

得点するたびにベンチで大活躍したのが、生還した走者にかけられる大きな金色のネックレスと、サイコロ型の特大風船だ。サイコロはどの面も、台湾で幸運の数字とされる「6」しか出ない特製品。2つとも昨秋、プレミア12を制したフル代表のベンチにも備えられて話題となった。
張育豪は「これはプレミア12の先輩たちをマネしたものなんですが、自分たちのラッキーアイテムです。自分たちもやれるんだという気持ちを持つためにベンチに置いています」とその“効用”を力説する。選手たちは試合中、ベンチ前列のフェンスから身を乗り出すようにして声援を送る。各国のスタイルがぶつかるのが国際大会。その中でも台湾ベンチの明るさは際立っている。
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