卓球の国際大会を「いずれ横浜アリーナで…」 創設5年目、WTTのCEOが30分間取材で激白した夢と課題

「非常に良い決断だった」 CEOが語る日本開催の意義
――今回の「WTTチャンピオンズ横浜」でチケット販売に関しては非常に成功したと言える。利益は出るのか。
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「多少の利益が出るはずだが、大幅というほどではない。チケットのおかげで利益は出ている。チケット販売率は90%近くまで上がり、最後の2日間は完売した。『WTTチャンピオンズ横浜』には非常に満足している。大会を開催する前は『8月は日本では休みの時期だから、旅行好きは卓球に来ないだろう』という声もあった。でも実際は、満席で完売なのにもかかわらず、まだ多くの人々がチケットが手に入らず、悔しがっている。横浜開催は非常に良い決断だった」
――横浜BUNTAIは試合観戦にすごく適していた。
「本当によかった。約5000人の会場だ。でも中国で開催する大会では5000人じゃ少なすぎることが分かってきたんだ。ファンにとっては完全に試合が見えるかどうかは関係ない。そこにいることが大事なんだ」
――日本でWTT大会を開催する意義についてはどう感じているか。
「第一に、日本は卓球にとって最も重要な国の一つだ。素晴らしい歴史があるからね。もちろん、WTTを設立する時から日本で大きな大会を開催することが重要だと考えていた。いつか日本で『WTTスマッシュ』が開催されることを願っているよ」
――日本の新たな都市での開催を計画しているか。
「我々は横浜開催に満足している。今回の大会後も、横浜との長期契約の話し合いを進めることが賢明だと思う。日程を維持し、定期的に開催する大会にすることが理想的だ。ただ、JTTA(日本卓球協会)は将来的に『WTTスターコンテンダー』や『WTTコンテンダー』を招致することも検討している。また、他の都市から今後WTT大会を開催して欲しいという依頼も来ている。これは2027年に向けて新たなステップになるだろう」
――JTTAとの関係性について。
「素晴らしいよ。確かに最初は少し苦労したが、今はかなり改善した。JTTAとは常に良好なコミュニケーションを築いており、この『WTTチャンピオンズ横浜』でも密接に協力してきたんだ」
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