日本バスケの未来のために 八村塁が作り出し、NBA名コーチも舌を巻いた熱狂 “世界基準”を目指す挑戦
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁が主催するプロジェクト「BLACK SAMURAI2025」が20日まで3日間、愛知・名古屋のIGアリーナで行われた。最終日は八村が日本バスケのために考えたスペシャルイベント「THE SHOWCASE」を開催。1万510人もの観客が詰めかけた。その熱気は、元レイカーズ・アシスタントコーチのフィル・ハンディ氏も舌を巻くほどだった。

BLACK SAMURAI 2025
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁が主催するプロジェクト「BLACK SAMURAI2025」が20日まで3日間、愛知・名古屋のIGアリーナで行われた。最終日は八村が日本バスケのために考えたスペシャルイベント「THE SHOWCASE」を開催。1万510人もの観客が詰めかけた。その熱気は、元レイカーズ・アシスタントコーチのフィル・ハンディ氏も舌を巻くほどだった。
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メインイベントは中高生同士のエキシビションマッチ。それにもかかわらず、プロのリーグ戦にも負けない熱気がアリーナを包んだ。2日間行われたバスケ指導キャンプの参加者153人の中から選抜された男子16人、女子12人の中高生が「チームRui」「チームPhil」に分かれて激突。華麗な個人技や、急造チームとは思えぬ見事な連係に、客席からは「エグイ」「本当に中学生?」と感嘆の声が漏れた。
両軍の指揮を執った八村とハンディ氏もバチバチ。最後の1秒まで勝ちにこだわり、タイムアウトを連発したり、ファウルゲームを仕掛けたりと本番さながらの展開だった。キャンプでも何度も強調された「競争心」を全員がむき出しに。49-48と1点差の熱戦となった男子の試合は、1万510人の観客が固唾を呑んで見守り、終了のブザーとともに敬意がこもった拍手が鳴り響いた。
日本バスケを“世界基準”にするために――。八村が今まで学んできたことを次世代を担う選手と全国のバスケファンに伝え、日本バスケ界のさらなる発展に貢献することを目指したプログラム。八村は普段から全体練習前に実践している20分間のワークアウトも実演した。息つく暇はフリースローのときだけ。全ての動きに意図を持たせた無駄のない効率的な練習は、「量より質」を体現していた。
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