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高橋大輔が今も浅田真央に受ける刺激 ここ数年で変化を実感「選手時代と比べると…」村元哉中も共演心待ち

フィギュアスケート・アイスダンスのプロスケーターとして活動する村元哉中さん、高橋大輔さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じ、現在の主戦場とするアイスショーの魅力を語った。2020-21年から3シーズン活動し、2022年全日本選手権で優勝。アイスダンスの注目を引き上げ、競技会から退いて以降も挑戦を続ける“かなだい”は、競技会とは異なるショーの世界について体験をもとに解説。来月5、6日のアイスショー「スターズ・オン・アイス」で実現する浅田真央さんとの共演を心待ちにした。(前後編の前編、聞き手=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

4月の「スターズ・オン・アイス」で浅田真央さんと共演する村元哉中さん(左)、高橋大輔さん【写真:矢口亨、衣装:SAINT MARIA、TAUPE -JAPAN-】
4月の「スターズ・オン・アイス」で浅田真央さんと共演する村元哉中さん(左)、高橋大輔さん【写真:矢口亨、衣装:SAINT MARIA、TAUPE -JAPAN-】

村元哉中&高橋大輔インタビュー前編 4月「スターズ・オン・アイス」で浅田真央と共演

 フィギュアスケート・アイスダンスのプロスケーターとして活動する村元哉中さん、高橋大輔さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じ、現在の主戦場とするアイスショーの魅力を語った。2020-21年から3シーズン活動し、2022年全日本選手権で優勝。アイスダンスの注目を引き上げ、競技会から退いて以降も挑戦を続ける“かなだい”は、競技会とは異なるショーの世界について体験をもとに解説。来月5、6日のアイスショー「スターズ・オン・アイス」で実現する浅田真央さんとの共演を心待ちにした。(前後編の前編、聞き手=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

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――フィギュアスケートはファンが観戦する場合、競技会(大会)とアイスショーの2つがあります。スケーターにとってアイスショーを演じる魅力、また競技会にはなくてアイスショーにあるものを教えてください。

高橋「競技会はやることが(ルールで)決まっているのですが、アイスショーは縛りもないので自由度が高く、スケーターが『こういうのを見せたい!』というものを思う存分披露できる場所というところですね」

村元「それこそ自由なので、何でもできます。フリーダムな感じ。競技では見たことのない表現力もある。『こんな表現を持ってたんだ!』という新しい発見も各スケーターに見えます。照明や音楽などもアイスショーならでは、競技とは全く違う空間にいる感覚になれます。(演劇の)舞台とは少し違うかもしれないけど、エンタメだなって思います。普段は(大会で)競っているトップスケーターたちが一緒に滑るコラボナンバーもショーならでは。他のスケーターたちと、特にグループで一緒に1曲丸々滑ることもないので、そういうところも面白いところです」

高橋「あとはアイスショーもいろいろなものがあり、雰囲気も全然違う。それによって見せ方も全然違う。特に『スターズ・オン・アイス』は古くから北米スタイルの雰囲気があります。北米は表現や音楽もパワフルなスタイルで、それも『スターズ・オン・アイス』ならでは。ベテランスケーターから若手スケーターが集まって一緒に表現していく中で、スケーターとしても、若手はベテランと一緒に滑ることで学ぶこともたくさんあります。スケートファンとしては、昔からずっと応援しているスケーターと今応援しているスター選手が同時に一緒に見られることも楽しめますね」

村元さんが思うエンターテインメントとしてのアイスショーの魅力とは【写真:矢口亨】
村元さんが思うエンターテインメントとしてのアイスショーの魅力とは【写真:矢口亨】

――エンターテインメントという文脈で言えば、例えば音楽のライブ、演劇の舞台やミュージカルを観に行く延長線上にアイスショーがあってもいいと思います。アイスショーは芸術とスポーツの融合という独自性もある。そんなエンタメ好きの方も楽しめる共通の要素はありますか?

高橋「やっぱり音楽、照明、動きは(共通する部分が)きっとあるんじゃないかと思います」

村元「曲にもよりますけど、『フゥー!』と声出しをしてもいいナンバーもあってライブのように盛り上がれますよ」

高橋「あとは1つのアイスショーでもスケーターそれぞれの世界観があり、いろんな世界観を楽しめます。4分から長くて5分に凝縮された表現を見て、没入感はすごく感じられると思います」

――逆にアイスショーならではの苦労はありますか?

高橋「準備は結構大変ですね(笑)。スケーターが世界から集うので時間も長く取れず、リハーサルが2、3日間で、グループナンバーを覚えなければいけない。本当に短い中でギュッと覚えていかなきゃいけないので、朝から晩までみっちりやって本番に向かっていきます」

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