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天才ドリブラーの金言 世界で通用する“技”を身につけるために必要なこと

上達へのヒントとは?

「自分で考えてトレーニングをすることが大事。言われたことだけやっているだけではうまくならない。より高みを目指すためには、自分で考えてみる。メッシがなんでドリブルがうまいのか、クリスティアーノ・ロナウドが1回しか触らないところ、メッシは3回触っている。なんでメッシは3回触っているのか、どういうボールタッチしているのか、とか。見て学ぶことも大事。

 当時マラドーナを見ていて、どうやったらあんな風に足にボールが吸い付くのかなど、見て学んで自分で考えて練習していた。今は教材がたくさんある。いい選手も多いし、指導者も勉強している。そんな環境の中で、どういったプレーが自分にあっているのか、自分で考えることがとにかく大事です」

 その言葉には上達へのヒントが多分に含まれている。

 練習するだけでなく、達人の技をよく観察すること。自分なりに考え、工夫し、練習に生かすこと。自身、そうやって天才的なドリブルを身につけていった前園氏は、子供たちの成長を見守る指導者や親にもこうメッセージを送る。

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