日本の“友情応援”に「100万回のありがとう」 仕掛け人の豪州SNS担当がファンに伝えたい謝意
選手も感謝「世界中に応援してくれる人がいると感じた」
声援はグラウンド上の選手にも届いていた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場したリクソン・ウィングローブ内野手は「WBCのキューバ戦の時と同じく、観客が本当に私たちの味方であるように感じた。かなりやりやすくなったよ」と感謝。7回に代打で出場し、左前打を放ったルーク・スミス内野手も「素晴らしかったよ。ホームじゃないのに。世界中に応援してくれる人がいると感じた」と驚いた。
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参加した4か国中、唯一チアリーダーがいないオーストラリアだったが、最後の試合では相手に負けない声援が鳴り響いた。呼びかけに応じてくれた日本のファンにバルナー氏は何度も謝意を述べる。
「ありがとう、としか言えません。100万回のありがとう。これだけの観客が私たちのために名前をチャントし、大合唱することなんてありませんから。だから、本当にありがとうございます。これからも応援し続けてください。
今回東京に到着したときには、私たちには応援歌はありませんでした。しかし、今では次回戻ってきたときに日本の人たちが歌える応援歌がたくさんあります。私たちはまた戻ってきます。ありがとう日本。本当にありがとうございます」
南半球の豪州では、ちょうど国内リーグのオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)が開幕したばかり。「今回声援を送ってくださった選手たちはABLでプレーしています。日本の選手も15人います。世界の人に見てもらえるよう、無料配信しています。是非日本から視聴し、応援してください」。日豪野球の関係が続いていくことを願い、バルナー氏はこれからも熱くオーストラリア野球を発信していく。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)