「大谷の看板」に直撃の特大HR WBCで本人に被弾した豪州左腕が回顧「正直、また対戦したい」
アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアに10-0で8回コールド勝ち。予選は3戦全勝で、19日の決勝に進んだ。24歳以下の若手中心の大会だが、豪州代表には今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手が8人いる。21歳のウィル・シェリフ投手は、東京ドーム看板直撃の特大弾を浴びた大谷翔平について「正直、また対戦したいよ」と笑顔で振り返った。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップは18日、東京ドームで第3日が行われた。日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアに10-0で8回コールド勝ち。予選は3戦全勝で、19日の決勝に進んだ。24歳以下の若手中心の大会だが、豪州代表には今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手が8人いる。21歳のウィル・シェリフ投手は、東京ドーム看板直撃の特大弾を浴びた大谷翔平について「正直、また対戦したいよ」と笑顔で振り返った。
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17日の台湾戦に5番手として登板し、1回1/3を2安打無失点に抑えたシェリフ。3月のWBCでは2試合に登板した。「WBCに出場するのは生涯の夢だった。幸運にも韓国と日本と対戦することができた。勝負を楽しめたし、オオタニとの対戦も楽しかった」と爽やかに振り返る。
先発した日本戦では、初回に大谷から看板直撃の特大3ランを浴びた。自らの顔が大きく表示された右中間の“大谷の看板”に自ら当てたことが話題に。「あの時は相手が誰か気にせず、どうやってアウトを取るかに集中していた。初球はいい球を狙い通り投げられたからもう一球続けようと思ったんだけど、彼は世界最高の選手だからね。やられちゃったよ。でもそんな人はいっぱいいるから」。あっけらかんと笑い飛ばした。
「正直言うと、また対戦したいよ。エキサイティングなことになるだろうね」と再戦を熱望したシェリフ。WBCでの一番の思い出は「これだけの観客の前でプレーしたこと」。オーストラリアでは経験したことがない日本の大観衆に「こんな観客を前にすると、ずっとそこでプレーしたくなるよね」と奮い立つ。
来日はまだ2度目だが、すでに「ここでプレーするのはアメージングなこと。日本が大好き。第二の故郷のようだ」とまで口にする。カレーハウスCoCo壱番屋のカレーと大塚製薬のポカリスエットがお気に入り。「ここは最高の場所だ。野球ストアもアメージング。グラブを買い続けているよ」と日本で手に入れたアシックスのグラブを嬉しそうに自慢していた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)