元Jリーガーで現役トレーナー、2つの視点で語るプロで成功する秘訣とは
例に挙げる野球界のレジェンド
「普段のプレーだけでなく、自分の身体にどれだけ着目できるかがアスリートとしては重要な能力だと思います。どんな優れた技術があっても、それを生かす身体ができていなければ、大切な時にその力を発揮できません。
そのためには栄養面や柔軟性、フィジカルトレーニングに休息のとり方など、地味と思われることにも向き合って取り組めるかが大切です」
飯田さんが代表例として挙げたのは、42歳の今も現役大リーガーのイチロー選手(マイアミ・マーリンズ)だ。
「あの年齢でいまだメジャーリーグで活躍できるのは、年齢を重ねても変わらない体型、ケガをしないためのメンテナンスなど、技術だけでなく、自分の身体と向き合って努力されているからこそです」
常に身体へ自問自答を続けることが、トップフォームを長年キープできる秘訣だと考えている。