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【パンパシ水泳】17歳の女子高生スイマーが語る夢とは? 酒井夏海「競泳界に何か一つでも残したい」

8月9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと11日の第11回は女子背泳ぎの酒井夏海(スウィン南越谷SS)。今大会最年少17歳の女子高生スイマーは同年代の池江璃花子(ルネサンス亀戸)らの姿を励みに、初のパンパシ水泳、そして将来へ向けての壮大な野望を語った。

女子背泳ぎの酒井夏海【写真提供:テレビ朝日】
女子背泳ぎの酒井夏海【写真提供:テレビ朝日】

 8月9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと11日の第11回は女子背泳ぎの酒井夏海(スウィン南越谷SS)。今大会最年少17歳の女子高生スイマーは同年代の池江璃花子(ルネサンス亀戸)らの姿を励みに、初のパンパシ水泳、そして将来へ向けての壮大な野望を語った。

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 日本選手中最年少の15歳で出場したリオ五輪から2年。酒井は再び世界を相手にする舞台に帰ってきた。4月の日本選手権では100m背泳ぎでは小西杏奈(中京大学)に後れを取ったが、200mではその鬱憤を晴らすように、2分08秒28の日本高校新記録で優勝を成し遂げ、2年ぶりの代表復帰を決めた。

「最初の100では負けてしまったので、あんまり(代表入りを)決めたという感覚がなくて、200でようやく代表に入れたなという感覚はありました。(200のタイムは)何も考えずに突っ込んだのが良かったのかなと思います」

 リオ五輪では最年少歳で代表入りして、注目を集めたが、昨年は日の丸から遠ざかった。苦しみながらの代表復帰。酒井は何を思いながら、この1年間どのように過ごしてきたのだろうか。

「昨年はケガも重なりましたが、ただ頑張りが足りなかっただけという思いもすごくありました。今年はとりあえず必死に頑張ろうと思って、頑張って、頑張って出た結果。でも何か特別な努力したというわけでもないと思うので、まだまだこれから伸びしろがあるかなと思っています」

 175センチの恵まれた体格を誇る酒井。今季はまた成長した泳ぎを披露したが、苦しんだ時期に糧にしていたのは同年代の存在だった。

「昨年の世界水泳とかをテレビで見ていて、やっぱ同世代の今井月ちゃんや(池江)璃花子ちゃんとかが活躍している中で、すごく情けないなと思ってました。でも同じ人間だし、できないことはないのかなとも思って、常に頭の中で代表に入るという気持ちはあったので、それで踏ん張れてきたのかなと思います」

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