「一番速いのに6位ってばかばかしい」、屈辱のリオ五輪から飛躍の東京五輪へ

「必ずワンツーフィニッシュしたいと思っているし、小関さんに負ける気もさらさらないので、必ずぶっちぎりで優勝して、僕が優勝して、それをできたらと思います」

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　こう息巻いた上で、その先に見据えるものがある。2年後に迫った東京五輪だ。リオデジャネイロ五輪では準決勝でオリンピックレコードを叩き出しながら、決勝は6位に沈んだ。

「一番速いのに6位って、凄くばかばかしいですよね。オリンピックで一番速いタイムで泳いでいるにも関わらず6位って凄く情けないというか、ふがいない気持ち。まず、自分のオリンピックレコードを自分自身の手で塗り替えて、ぶっちぎりで世界新記録も全部、塗り替えればと思います」

　勝ち気に言い放った世界レコード保持者。渡辺一平は渡辺一平を超える。東京で鳴るパンパシの号砲は、2年後の東京に向けた爆走ロードの合図だ。

　◇パンパシ水泳、テレビ朝日系列で連日中継　パンパシ水泳は8月9日に開幕し、テレビ朝日系列では最終日まで4夜連続ゴールデンタイムで放送（9、10日は一部地域除く）。