“ポスト イ・ボミ”韓国美女ゴルファー2人が日本参戦 決断の理由とは
日本参戦を決めた理由とは…
昨年は日本ツアーのヤマハレディースオープン葛城に主催者推薦で出場し、3位タイと大健闘。その時、現場でユン・チェヨンに日本ツアーの印象について聞いたが、「日本は環境がいいし、ギャラリーのマナーも素晴らしい。チャンスがあれば日本でプレーしてみたい」と話していた。この頃から徐々に日本に気持ちが傾き始めていたのは間違いない。
そんなユン・チェヨンは昨年12月のファイナルQTで5位に入った後、集まってくる取材陣に驚きを隠せなかったことを韓国メディアにこう明かしている。
「あそこまで高い関心を持ってくれているとは知りませんでした。日本の協会にファンレターがたくさんたまっているので、早く持って行ってくださいと言っているそうです」
今季から日本参戦を決意した理由について、昨年6月の韓国ツアーの取材でこう話していた。
「日本行きは正直、迷っていました。でも自分には今、環境の変化が必要だと感じたんです。その理由はもう30歳になれば体力も落ち、結果が出なかったり、若手の勢いに負けてしまったりする傾向があるからです。長くゴルフをしたいと考えた時、日本の環境がいいと思いました。日本ツアーは私よりも年上の選手が優勝争いしている現実を見て、まだまだ自分もできると思ったんです」
韓国ではシード選手とはいえ、日本に来れば新人となるアン・シネとユン・チェヨン。美貌と強さを備えたイ・ボミに続いてブレイクできるか見守りたい。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images